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すべての人心を放下する


文/中国河南省の大法弟子・出塵

(明慧日本) 数日前、実家に行く時、両親、姉妹とどう交流するかを考えていました。しかし、実家に着いたら、両親はずっと家を建てる話をして、私が交流しようとすると、彼らは話題を変えて、兄や弟が皆昇格したとかの話ばかりでした。

 私は「あなた達はこれらのすべての利益がどこから来たのか考えてみましたか? この2年間あなた達は法輪大法を修煉したではありませんか? 去年法を得たばかりの時、あなた達の心性はとてもよかったではありませんか。麦刈機が麦をいっぱい落としても、あなた達は人に弁償させなかったですよね。暑い日、70歳近い人が畑で麦を拾い、これは師父があなた達の心性を見ていることで、麦をまき散らしてもしなくても同じです」と言いました。母は「それは大法を修煉して、師父がよい人になれとおっしゃっているからです。さもなければきっと彼に弁償させたでしょう」と言いました。このレベルの心性で、弟の家に赤ちゃんが生まれ、両親には最初の孫ができて、長年の夢を実現しました。

  しかし、今どうして心性が法に則っていないのでしょうか? 両親も内に向かって探しましたが、法の勉強が少ないのです(ずっと家を建てることで忙しい)。私があげた『明慧週刊』も読まず、法を学ぶようにと言うと「もう、知っているのに見る必要がありますか? 時間がありません!」と言います。ああ、どう話をすればよいのでしょうか?

 私が姉に三退の事を聞いた時、姉は「私は話せない、村に信じる人は1人もいません。人に話をすると精神異常だと思われます。私の生活が誰よりも貧しいからですよ。どう言って他人に勧めたらいいのですか!」と言いました。私は知っています。姉はずっと義理の兄が気になっていて、以前大法の話をしても信じませんでした。一昨年義理の兄が死んでから彼女はずっと死にそうになりました。私は法輪大法の勉強を勧め、彼女はやっと大法の修煉を始めました。

 実は彼女は縁はとても深いのです。始めてまもなく、夜、元神が体を離れると感じ、夜中に私に電話をかけて来ました。「自分が跳んで、軽やかにコンピュータの前に立って煉功の準備をし、自分が寝たと思ったのに、どういうことでしょうか? 目を開けて見たら、まだベッドの上に横たわっていました」 あの時の状態はとてもよかったのです。今はいつも自分の生活が人より劣っている、独りぼっちだと、常人の心地良い生活に執着しています。自分の生活が苦しいとか、子供が結婚していないとか、常人はどう見下しているとかばかり考えています。私はそれが執着だというのです。私達は法を得て神への道を歩んでおり、人を救うだけです。これが最も幸せなのです。

 戻ってから私はずっと考えました。「どうして皆こうなのでしょうか? こんなに修煉したのに、心性がこんなにも差があるのでしょうか」 どうして私がこの事に出会ったのかは考えませんでした。今日同修の「振り返って自分を見る」を見て、相は心から生じるものであり、つまり、自分の周囲の環境は自分がもたらしており、自分の修煉状態の本当の反映なのです。きっとそうです。

 私は自分をふりかえって見てびっくりしました。彼らが表したすべては私の人心が促成したのではないでしょうか? 私はずっと自分が住むところがないと執着し、いつも家を建てることを考えていました。ずっと夫との関係がよくなかったため、仲睦まじい夫婦がうらやましい時がありました。いつも自分が会社で地位が低く、給料が少ない、人に及ばないと感じ、三退を勧めた時、その人が脱退すればよいのですが、脱退しなければ自分を笑うのではないかと恐れていました。だから最近しばらく脱退を勧めていません。ここに縁がある人はいないと思いました! 今考えて見るとすべてが自分の人心が促成したのです。あれらの色欲の心、利益、情、闘争心、メンツを重んじる心はすべて一つ一つ現実の中で反映されます。いつも師父と法を信じると言いましたが、自分がよくやっていないと思うことは、やはり師父に対して法に対して完全に信じていないことではありませんか?

  師父は何度も指摘してくださいましたが、自分が悟らず、あまりに師父に心配をおかけしました!

  きょう息子に大法の本を読ませた時、息子は言いました。「お母さんはどうして人心を放下しないのですか? お母さんが放下したら私は本を読むかも知れません」 私は突然悟りました。師父が息子の口を借りてまた私を悟らせてくださいました。私は言いました。「放下する、必ずすべての人心を放下しますよ!」

  次元には限りがあるため、書き出しましたが発表は求めず、師父に報告し、同修と交流します。ありがとうございます。

  2010年7月29日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2010/7/27/227581.html

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