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ハルビン:法輪功修煉者が強制連行され、家族が釈放を訴える

(明慧日本)黒竜江省ハルビンの法輪功修煉者・張秀麗さんは2010年4月23日午後5時ごろ、家で炊事をしていた時、警官に「暖房をチェックする」と騙されてドアを開けた。警官は強制的に部屋に入った後、パソコン、プリンタ、携帯、DVDなどを没収し、でっち上げの罪名で張さんを逮捕した。現在、張さんはハルビン第二留置場に拘禁されている。

 以下は、張秀麗さんの家族の訴え。 

 張秀麗は法輪功を修煉する前は、重い関節炎と胸膜炎を患っていてとても苦痛でした。法輪功を修煉した後、だんだん持病が回復し、健康な体になり、精神面も大きく変化しました。法輪功の「真・善・忍」の教えで次第に自律し、善なる人として生きて行こうと周りの人達に常に話していました。しかも、秀麗は熱心に人を助けていたので、周囲からも良い人だと認められていました。 

 だから、秀麗が法輪功を修煉し、良い人になることを目指すだけで、罪を着せられるのはおかしいことだと思います。

 私達は秀麗の家族として、公安局が秀麗を逮捕する法的根拠を公開するよう何度も要求したにもかかわらず、はっきりした返答はありませんでした。憲法により、公民は言論の自由と信仰の自由があり、「真・善・忍」に基づき、社会にとっても良い人になることは間違っていません。南崗公安局は、良い人が増えることを恐れるのでしょうか。このように無謀に逮捕することは絶対に許されなません。

 中国政府は、以前から中国は法治社会であり、法律により公民は自分の権利を行使することができる、と言っていますが、いったい秀麗はどの法律に違反したのでしょうか。まったく法律に違反していないのです。

 すべての法律を調べましたが、法輪功を修煉したら法律に違反するという項目は1つもなく、しかも、政府が認めた14種の邪教の中に、法輪功は含まれていません。

 法輪功を修煉する目的は、「真・善・忍」の教えに基づいて良い人になることす。自分自身が心身ともに恩恵を受けると同時に、他人に善をもって接するので、国家にも社会にも有益です。合法的なので、本来ならば政府は奨励すべきです。1999年以前、法輪功は各界著名人に好評を得て、中国国内で健康増進、道徳向上をもたらし、ブームとなりました。

 しかし、李洪志先生が法輪功を公開してから7年が経ち、誰も「法輪功は法律を破壊する役割を果たしている」と言ったことはないのに、なぜ、中国共産党がそう言い始めたのでしょうか。しかも、今まで中共を含めて、法輪功がどの法律に違反したのか明らかに提示できる人もいません。結論は1つしかありません。法輪功を修煉することは、法律に違反しておらず、かえって法輪功に対する誹謗中傷が法律に違反しているのである。しかも、法輪功修煉者に対する迫害行為は、法を知りながら法を犯す行為です。

 法輪功を修煉することは真理に対する追求であり、憲法で保護されるべきです。法輪功修煉者の「真・善・忍」に対する追求は、社会に有益で危害はありません。危害がなければ、犯罪になりません。この訴えは、法輪功修煉者を保護することだけではなく、すべての公民の保護であり、合法的な法律制度の保護でもあります。合法的な法律制度が迫害されるなら、すべての公民も法律で不法に迫害される可能性があると言えます。

 古今を見ると、法律を曲げる人は間違いなく法律の懲罰を受け、しかも後世の代まで巻き込まれるのです。新しく頒布した『公務員法』第九章第54条は「公務員が法律に違反する命令を実行する場合、独自に法律責任を負わなければならない」と明らかにしています。 

 法律を執行する人は法律精神と道義良知に則り、秀麗に適切な処置をとり、自分自身も正しく行なうべきです。それと同時に、法を知りながら法を犯す警官は、できるだけ早く自分自身の行為を正し、正しい選択をすることを願います。

  2010年7月29日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/7/14/226973.html

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