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オーストラリア：上院議員が法輪功修煉者の勇気を称賛（写真）

（明慧日本）全世界の法輪功修煉者による反迫害活動11年目に際し、明慧の記者はオーストラリア・ニューサウスウェールズ州の政府要人にインタビューした。スコット・ルドラム（Scott Ludlam）上院議員は、中国共産党の迫害行為を暴露する法輪功修煉者の勇気を称賛した。

　連邦上院議員 「法輪功修煉者は勇気がある」


　豪州緑の党のルドラム連邦上院議員は記者のインタビューに対し、法輪功修煉者が迫害を暴露する勇気について、次のように答えた。「法輪功修煉者は非常に勇気があります。私は彼らの集会で発言したことがあります。最近、中国国家副主席・習近平氏が豪州を訪問した時にも、キャンベラの抗議活動で要請を受けて、スピーチをしました。法輪功修煉者は非常に勇敢で、中国本土と海外において、中国共産党の迫害を暴露する勇気を持っています」

　同氏は、「オーストラリア政府と国民は中国との関係を非常に大事にしています。だからこそ、我々は迫害を厳しく非難すべきだと思います。多くの有力な証拠は迫害が現実に行われていることを証明しています。我々はもう黙っていてはいけません。オーストラリア政府にも人権問題と貿易問題のどちらを優先すべきかを考えて欲しいのです。私は、大多数のオーストラリア人は人権を優先的に考えていると思います。我々は、外交を通じて人権問題を中国政府にたたき付けることを恐れません」と述べた。

　中国共産党前国家主席・江沢民が豪州で起訴されている問題に関して、ルドラム氏は「中国の人権弁護士であれ、オーストラリアの人権弁護士であれ、この案件に対して、非常に大事な仕事をしています。彼らの成功を祈ると同時に、成功すれば、前例のない案件となるでしょう」と述べた。

　ニューサウスウェールズ州上院議員　「法輪功への支持は変わらない」


　ニューサウスウェールズ州立法委員会のモース上院議員は記者のインタビューに次のように答えた。「法輪功を相変わらず支持します。人権問題を支持することにより、貿易にダメージを与えたとしても、スタンスがぶれないことが大事です。中国はオーストラリアにとって非常に重要な貿易相手国で、中国は我々の鉱物資源を買うことに依存しています。しかし、貿易の確保のために人権を犠牲にしてはいけません。オーストラリア政府は人権問題に対してスタンスを固めて欲しいと思います。オーストラリア政府は依然として中国と貿易をすればいいのです。人権の立場で貿易輸出額が減少する恐れがあっても、人権を貿易に優先して考えてほしいのです」

　中国前国家主席・江沢民は個人の嫉妬心のため前例を見ない残忍な迫害を発動した。これによって、世界各国の法輪功修煉者から起訴が絶えない。現在、オーストラリアでは、江沢民の有罪判決を審議中である。モース氏はこの訴訟について「江沢民を無罪にしてはいけません。事実上、彼は戦争犯罪人と違いがありません。どちらも迫害とその国家と信仰が違う人間を虐殺することに参与したからです」と語った。

　前オーストラリア人権委員「江沢民の罪はすべての国で裁きを受けるべき」


　前オーストラリア人権委員・オズトスキ（Dr Sev Ozdowski OAM）氏は記者にこう言った。「7.20は非常に悲惨な記念日であり、もっとも悲しいのは、中国共産党が法輪功への迫害を始めてすでに11年が経ちました。中国共産党が使っているのは世界でもっとも残忍な手段です。特に、生きたままの修煉者の臓器狩りをして、ブラックマーケットで売買することは、人類史上で最も残酷な罪です。江沢民が犯したジェノサイドは、すべての国で裁きを受けるべきです。国連と国際社会が法律を作って、江沢民のような人物が早く制裁を受けることを心から祈ります」

　オズトスキ氏は続けてこう述べた。「経済の問題だけでなくて、中国は今、強権的な姿勢を示しています。中国より弱い国家は自国の利益を損なわぬよう、中国との外交は非常に慎重になります。しかし、中国が本当に強くなるためには、民主制度が必要です。民主制度になると、主権は国民にあり、中国国民は自然に人権を有するようになります。私は中国の民主化は時間の問題だと思います。近い将来、中国共産党は権力を失い、中国国民はもっと自由になると思います」

　法輪功修煉者の反迫害活動が11年になることについて、オズトスキ氏は「歴史から見ると、どの国の政府も宗教を迫害して、成功したことはありません。キリスト教はローマ教皇に合法と承認されるまで300年迫害されました。他にもたくさん例があります。法輪功の問題は各国が長期的に人権対話の場で討論すべきです。そして、オーストラリア国民は法輪功修煉者に経済的援助をして欲しいと思います。彼らに難民資格を与え、経済的な面から彼らを支えるべきです。我々がやるべきことはたくさんあります」と述べた。

　2010年8月6日

（中国語：http://search.minghui.org/mh/articles/2010/7/23/227442.html）
（English：http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/7/25/118845.html）