日本明慧
■印刷版   

しっかり修煉することで 師父の恩に報いる(一)

—自動車事故を通じて悟ったこと


文/カナダ・トロントの大法弟子

(明慧日本)尊敬する師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!

 私はトロント大紀元の広告部で営業の仕事をしています。営業を始めて一年ぐらい経ちました。小さい時から物を買うことしかできなかった私は、売ることなどできない人間で、今日まで営業の道を歩んできて、この一年ぐらいの経験を通して、弟子として師父の慈悲と加護を深く感じています。営業の道は、師父が苦心して按配してくださった修煉の道であると信じています。特に、今年6月9日、お客さんの所へ行く途中、師父の保護の下、高速道路で発生した一連の車衝突事件を避けることができ、さらに師父の浩大な佛恩を深く感じました。自分がしっかり修煉することが、師父のご恩に報いることだと思います。

 ここで、自分の修煉した体験の一部を話したいと思います。不適当なところは慈悲にご指摘を願います。

 一、車事件で起きた奇跡

 今年6月9日(水曜日)の午前、同修と一緒に新聞発行先を何軒か回ったあと、昼からもう一人の同修と中国人の広告の依頼主のところへ行くことになっていました。1時頃、私は車を運転してトロント404号高速道路を時速100キロで一番右の車線を北へ向かって走っていました。突然左から、学校の工事車両がトラックの割り込みを避けるため、私の車左ドアに衝突してきました。私が運転している車は右の路肩へ向かって進み、ハンドルを回して戻ったとき、また後ろから車がぶつかって来たのです。隣に座っていた同修が「ああ」と叫び、私の車は180度回転して逆方向に向き、四つの車線で走っている車が、瞬間に目の前に飛び込んできました。

 意識的に危険だと感じたとき、隣の同修が目を閉じ、耳を塞いで、大声で叫びだしました。最初は何を叫んでいるか分かりませんでした。もうどう操作すればいいか分からなくなった私に、隣から「法輪大法はすばらしい」と叫んでいる彼女の声が聞こえました。その瞬間、思考が突然止まったようで、一瞬にして空気も固まったようでした。このときハンドルを操作しているのは私ではないと気づき、どんどん向かって走ってくる車の間を走っていて、それらの車が飛んで行くようなスピードで視界から消えて行きました。

 第一車線を逆方向に走り、二台の車をよけて、第二車線へ入りました。またトラックが向かってきましたが、すべての車がぶつかりそうな瞬間に突然よけていくのです。こうして第二、三、四車線の車をよけながら、最後に中央の緊急区域を走っていました。この時、私はやっと意識がはっきりし、もうブレーキをかけてもいいと思いました。高速道路の緊急区域に、逆方向に向いた私達の車一台が止まっていました。

 この時、同修の叫び声が止まって、目を開けて、耳を塞いでいた両手も放しました。車が止まっているのを見て感激して「師父、ありがとうございます!」と叫びました。感激して顔を覆い、泣いていました。私は直ちに彼女に言いました。「まだ泣かないで、まず私たちはどうすればいいかを考えよう。今は逆方向に止まっているので、どうやったら帰れるの?」

 数分間後、トレーラーがやってきました。慎重に、慎重に私たちの車のドアを開けて「大丈夫ですか?」と聞いてくれました。私は「大丈夫です。生きています」と返事しました。彼はとても驚いたようで「あなたたちはどうやってここに来たの?」「ほかの車にぶつかってここにきたのです」と私は返事しました。私たちの車を確認して少しも損傷していないため、トレーラーはいらないと判断して、警察に通報してくださいと指示されました。数分後、警察がやってきました。警察もびっくりして、「どうやってここに来たの?」と同じ事を聞きました。車の向きを変えるため彼がパトカーを呼んできて、道路を封じてくれました。来た人もびっくりして、目を丸くして「まさか彼女たちが無事だなんて?車も大丈夫だったとは・・・」と話していました。

 間もなく、警察は私たちにぶつかったあの工事車両も見つけました。彼らは、私たちが無事であるのを見てびっくりし、両手を合わせて合掌しながら、私たちに何度も何度も謝っていました。

 心の中で私たちは、絶えずに師父に感謝しました! 事務所に戻って、同修と私は、師父の法像の前で師父に感謝し、涙がぼろぼろ流れ出ました。私たちは休まず、続けてお客さんと夜の打ち合わせを予約しました。正念を持ち、正しく行います! さらにしっかり行うことでしか、師父のご恩に報いることはできません。

(続く)

2010年8月12日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/7/27/227578.html

■関連文章
しっかり修煉することで 師父の恩に報いる(四)
しっかり修煉することで 師父の恩に報いる(三)
しっかり修煉することで 師父の恩に報いる(二)
同修の死から旧勢力の按配を見る
正念の力
神韻特報を配った体験
頑張って合格できる大法小弟子になる
師父の無上の恩を感じて悟る
自我を放下すれば修煉の中にいる