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遼寧省:双塔区裁判所、法輪功修煉者の弁護士の出廷を阻止

(明慧日本)遼寧省朝陽市双塔区裁判所は2010年7月14日午前、法輪功修煉者・賈(か)桂芹さんと夫の李華さんに対する裁判で、彼らの弁護士の出廷を阻止した。

 賈さん夫婦は2010年5月24日、警官に自宅に侵入され、騒ぎ立てられた上、パソコン・法輪功の関連書籍・現金7万元・家財を没収されたと同時に、呉家窪留置場まで強制連行された。

 その後、賈さんの家族は賈さん夫婦の無実を晴らすよう市公安局や双塔区裁判所、検察院を往復する日々となっていた。しかし、開廷2日前、光明派出派の警官ら3人は賈さんの嫁を連行した後、彼女に賈さんの釈放を求めていた親戚らの名前など個人情報を吐くよう、数時間にわたって尋問した。一方、同裁判所の裁判長・白蘭は、家族が依頼した弁護士の出廷を妨害した。その結果、開廷当日、賈さん夫婦を弁護する弁護士は出廷できなかった。

 法廷で、賈さんは中共(中国共産党)により迫害されている自らの体験を述べ、裁判長や検察官の違法性や裁判のやり方を強く非難した。最後に、裁判は早々に閉廷された。

 裁判長は2002年以来、双塔区の多数の修煉者に判決を下してきたという。以前、修煉者・唐錦麗さんに懲役3年の不当判決を下したのも、この裁判長であった。

 賈さん夫婦への迫害に加担したのは、朝陽市政法委610弁公室・市公安局政保支隊である。

2010年8月18日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/7/23/227436.html

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