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同修と協力し合う中で、自分を正し次元を高めていく(二)

(明慧日本)ある日、私は良くない一塊の物質が私に向かってくるのを見て、とてもプレッシャーを感じて、急いで自分の空間場を浄化し、正念を発しました。それ以来、旧勢力の按配を否定し続け、師父が按配してくださった修煉の道しか歩まず、すべての因縁が善解されるようにと思っていました。このとき彼女から、両親に迫られているため、近いうちに同修の男性と結婚すると告げられました。

 これを聞いて普通だったら、ずっと妹のように大事にしていた彼女のために喜ぶべきでしたが、私は涙を流しました。とても複雑な涙でした。なぜ涙を流したのでしょう? 取り除いていなかった情に動かされたのではなかいか、と考えました。

 感情の面において、私はずっと自分を厳しく律していたので、よく修めていたと思っていたのです。しかしそのとき、執着心が触れられなかったからそのように思えただけだと分かりました。修煉がまだまだ足りないと自覚しました。それから法を勉強するとき、集中できなければ、すぐ自分の空間場にいるすべての良くないものを取り除くように正念を発しました。一時間たつとだいぶ良くなりますが、私は毎日のように発正念し続けました。

 修煉状態が良くないため、本来なら彼女と一緒に大法の仕事をし続けたくないと思っていたのです。しかし、私達2人はずっと一緒に協力し合って大法の仕事をしてきたため、何かあったとき、同修達に度々頼まれてしまうのです。旧勢力に隙に乗じさせず、法を実証することに支障が出ないように、自分を早く正さなければならないと思いました。大法弟子の一人ひとりは正法の時期に責任を担っているため、誓約にそむいてはいけません。しっかりと行おうと決心しました。

 人の前で、私はいつものように笑顔を浮かべていましたが、内心ではとても苦しんでいました。しかし、これは良いことだと分かっています。執着を取り除いてさらに純粋な気持ちで大法の仕事をすることができるので、師父が私の執着を暴露してくださったことをとても感謝していました。

 明慧ネットに掲載された、情を取り除くことに関する文章が私に大いに力をくれました。多くの同修が悟った法理を見て、私はくじけずに修煉を頑張りました。その後、私は夢を見ました。夢の中で、師父が宙に漂っている私の身体をまるで別人になったかのように調整してくださって、とても不思議な気持ちを味わいました。

 学法と交流を通して、絶えず内に向けて探し自分を正した結果、今の私は三つのことを行うとき、集中できるようになりました。以後、私は大法に対してさらに堅く信じるようになったので、時にその情が表れてきても、根本的な問題が解決したので容易に抑えることができるようになりました。

 現在、彼女はもう1人の同修とも協力し合って大法の仕事をしているのですが、時に私と一緒にするときもあります。私達は正法時期に出会って、みな聖なる縁で結ばれています。この聖なる縁は、正法時期でお互いに協力し合って衆生を救い済度するためのものであって、人心を取り除いて成果を成就させるためのものです。

 この文章を書き出した目的は、自分の不足を暴露し、自身の良くない物質を取り除くためです。修煉の道のりで、もっと複雑なことも起きたのですが、私は修煉を向上させる角度から自分の修煉の過程を述べました。同修たちも自分の各自の修煉の道をしっかり歩みましょう。

 (完)

 2010年8月26日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/6/219331.html

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