日本明慧
■印刷版   

真・善・忍で商売をする


文/中国の大法弟子 清蓮

(明慧日本)私は1995年の年末に、幸運にも法輪大法の修煉を始めました。『転法輪』をもらってから私は続けて3回読み返しました。1回目を読み終える前に、師父はすでに私の体の業力を消してくださいました。2回目を読み始めた時、ちょうど出張があり、私は『転法輪』を持って行きました。私は食糧の商売をしています。ホテルに入って、私は連続7日間、部屋から一歩も出ずに一気に2回目の通読をしました。読み終わってから商売に出ます。食糧の相場は連続7日間、上がっていたと聞きました。私はとても良い価格で持ってきた食糧を完売しました。

 3回目『転法輪』を読んだら、私はどのようにすれば良い人になれるか、真の修煉者になれるかの道理が分かりました。それからの実修の中で、本当に「真・善・忍」に基づいてすれば、大法が私と周りに大きな福を与えてくださったことを発見しました。次にいくつかの例を挙げて説明しましょう。

 事例1

 2001年、私はある大手会社の購買部長でした。私は6万トンのトウモロコシの購入契約を結んでから、1週間もしないうちに、トウモロコシの相場が上がりました。トン当たり120元値上がりました。多くの人は私の手元に契約を2部握っていると知って、ある友人は、「トウモロコシが値上がりしたから、もとの金額では買えないと社長に言ってみませんか? 1万トンの契約を私にくれれば、あなたに100万元(約1500万円に相当)のマージンをあげます」と言いに来ました。私は、「いけません。契約は会社のために結んだものです」と答えました。彼はまた「これほど価格が上がったので、あなたはもとの契約を破棄してもいいのではないですか?」と私を説得しようとしました。「私は法輪功修煉者で、うそを言ってはいけません。それに、相場の差額から出た利益は私の得るべきものではないと思います」と答えました。結局、「こんなに融通の効かない人ははじめて見た」と、その友人はとても怒りました。しかし、彼は多くの人に「彼女(私)は本当に真・善・忍を修煉する人で、信頼できます」と言っています。それから、私たちはいっそう仲良くなりました。

 事例2

 ある穀物倉庫にトウモロコシの在庫が過剰にあり、とても焦って、私のところに頼み込んできました。私は友人Aさんに頼んで、とても順調に在庫を良い価格で完売しました。穀物倉庫の主任はとても喜んで、私にマージンをくれて、私はマージンを全額Aさんに振り込みました。私の行動に困惑した主任は理由を聞いてきました。私は「最初からAさんとこう約束したのです」と言いました。主任は「それにしても、全額を彼にあげなくても良いでしょう。少し自分に残しても彼には分かりませんよ」と言いました。「私は真・善・忍を修煉しています」と答えました。主任はとても怒って、私を馬鹿にしたのですが、後日、「世の中に最も信頼できる人は彼女しかいない」と、他の人に話していたようです。

 事例3

 私は会社から任命されて、地方に1軒の穀物倉庫を建てました。土地の買収、専用鉄道線の敷設から竣工などに2千万元(日本円約3億円に相当)近く使いました。多くの人は工事から利益を得ようとして私に近寄ってきました。私はすべて規則通りにして、賄賂を一銭ももらいませんでした。現実社会では、私のような人間は世間にとても理解してもらえないのです。穀物倉庫が建てられてから、私はその地方の有名人になりました。法輪功を修煉して正しい道を歩んでいるために世間の信用を得た、と私には分かります。地元のある高官は「法輪功の人は本当にとても良い人だ」と言って、私を「良いお姉さん」と呼んでいます。私はその会社に5年間勤めて、使った金額は15億元(約210億円に相当)にもなりますが、一銭といえども不正にもらったり使ったりしたことはありません。この類のことはとても多くて、我々食糧業界では、私は法輪功修煉者でとても信用のおける良い人だ、と誰もが知っています。ある穀物倉庫の主任は「お姉さんはまっすぐな人で、一般人が恐れるほどまっすぐです」と言います。

 事例4

 2004年、私は会社を辞めて独立しました。自分の会社を設立した時、多くの知り合いが投資の意欲を示してくれました。中にある日本人が来て、「あなたの信用はとても良いと聞きました。中国であなたのような人は本当に珍しくて、私は100万元(約1500万円に相当)を投資します。会社を作りましょう」と言ってくれました。このようにして、私は会社を建てました。しかし、食糧を買い付ける際に資金がありません。この時、○○省食糧グループ会社の副総裁が来て、「あなたは法輪功を修煉していて、とても信用が良いと聞きました。あなたの名前はブランドになっています。今年の買い付け資金は私が出します」と言ってくれました。このように、顔すら知らず、ただ私の名前と信用を聞いただけで助けてくれる得意先が年々あり、今に至っています。2006年から私と取引をしたあるグループ会社は、「貴社のような誠実な取引先はとてもありがたい」と言いました。だから、私の会社はますます繁盛しています。

 事例5

 ある会社の従業員が入金確認書を送ってきました。互いの信用が良いため、私はサインしました。翌日、確認書をもう一度見直したら、相手の会社は3万元(約50万円に相当)を多く振り込んでいることを発見しました。私は悩み始めました。そのままお金を返すと、その従業員はきっと処罰を受けます。返さないと師父の大法に符合できません。数日悩んだあげく、私はその従業員に打ち明けました。彼は「もう過ぎたことなので、このままにしましょうか」と言いました。私は「駄目です、私は法輪功を修煉しているので、この余分のお金を頂くわけにはいけません」と言いました。相談した上で次回の決算時に、私は相殺の形でその3万元を返しました。

 商売上、私は大法を基準に正しく行動するだけでなく、善を持って友達と付き合っています。このような事に出会ったことがあります。ある知人の女性社長の夫は「610弁公室」の職員でとても法輪功を敵視し、法輪功を中傷する本と文章をたくさん書いたのです。私が法輪功修煉者であると知って、彼は私にとても敵意を持っていました。

 ある日、「某高官に口説かれたため、彼と不倫の恋を始めたい」とその女性社長は私に相談してきました。私は彼女に身を持する道理と法輪功の法理をたくさん話して、最後に彼女は、「本当にあなたにお礼を言わなければなりません。さもないと、私は危ない一歩を踏み出してしまうところでした。本当に危険なことです」と言ってくれました。後日、彼女はこのことを夫にも教えました。夫はわざわざ私に「ありがとうございます。あなたは私の家庭を救ってくれました。法輪功は本当に素晴らしくて、私は感服します。現在の人間が持つ価値観は恐ろしいもので、法輪功の人の道徳だけが高尚なものです。私はこれから法輪功に申し訳のたたないことを決してしません」と言ってくれました。それから、彼は本当に「610弁公室」から脱退して、そして家族全員が真相を知り、「三退」をしました。

 2010年9月1日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/30/228976.html

■関連文章
大学講師が法輪功を修煉するようになった経歴(四)
大学講師が法輪功を修煉するようになった経歴(二)
家庭の中で修煉して昇華する
修煉の道を歩む(二)
80歳の大法弟子が修煉の上士になる
父への態度から自分の修煉を反省
多く学法して、修煉に勇猛邁進する
「再生不良性貧血」の患者が法輪功を修煉し、医学界に奇跡を起こす
大法を修煉して奇跡が起き、字を読めない70代の人が読み書きできるようになった
「真・善・忍」を同時に修めてこそ、真の修煉となる