日本明慧
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同修の間で互いに注意し、助け合う必要がある


文/中国の大法弟子 麗蓮

(明慧日本私達は世俗を離れずに常人社会の中で修煉しているので、最大限に常人社会に符号するようにしなければなりません。しかし、染物がめのような常人社会では一瞬の不注意で常人に戻るため、毎日よく学法する必要があります。私達は修煉者で、お互いに注意したり助け合ったりする必要があります。師父は「座談会の形で、互いに交流したり、体験談を話したりしてもよいのです。このようにすることは望ましいことです」(『転法輪』)とおっしゃいました。私は一部の同修の修煉体験を通して、同修の間でお互いに注意したり助け合ったりする必要性があると感じました。

 学法において、ある同修は1999年に迫害が始まる前、すでに『転法輪』を一回暗唱したことがあります。迫害後、彼らは自分が神であり人間ではないと常に思うことができ、大法弟子としての姿勢を見せることができたのです。しかし、法を暗唱したことがなく、よく勉強しなかった私のような人は、当時の情勢に対して全く人の考えしか持っていませんでした。両者の違いは一目瞭然です。学法がいかに重要であるかが分かります。とても忘れがたい教訓でした。

 現在、私達の地区の大法弟子が学法の重要性をみな認識しているため、ほとんどの大法弟子が法を暗記しています。一回暗記できたらさらにもう一回の繰り返しです。同時に、皆が集団で学法するとき、恭しく丁寧に読み、もし字が漏れたり加えて読んだりするとすぐ注意してあげるのです。少しもいい加減にしないように真剣に法を学びます。

 あることが私に大きな衝撃を与えました。私はある同修から、他の同修に発正念に関する内容を書いてあげるよう頼まれたのですが、師父の2文字を書くとなると、一瞬、師父の父が「傅」であるべきかそれとも「父」であるべきか分からなくなったのです(中国語では両方とも同じ発音、師傅は技術や芸を教える先生のこと)。すると、同修が「『父』、父親の父です」と言ったのです。さらに「『一日為師、終身為父(一日師たれば、終身父たり)』というのではありませんか、だから師父と書くのです」と言ったのです。これを聞いて私は凄く恥ずかしかったです。毎日『転法輪』を勉強しながら、これさえ覚えていなかったのです。師父と大法を尊敬することにおいて同修と比べたら程遠いのです。この同修の注意にとても感謝しています。それ以後、私は常に、心を込めて真剣に学法し、法を暗記するようにと自分を戒めました。

 修煉する前、私は比較的に度胸がないほうでした。そのため、真相を伝える時にただ怖がるしかなかったのです。例えば、始めの頃、すべての人がこの紙幣に注目するように思って、真相が書かれた紙幣を手にしても使うことができませんでした。「人民元の紙幣に『法輪大法が素晴らしい』、『脱党』を書いたと言っている人がいますが、(皆笑って) 私に言わせると、本当に良い方法です。(拍手) このお金を捨てることも、処分することもできないのです」(『ロサンゼルス市法会での説法』)を学んで、師父が認められたことを私達は必ずやり通すべきだと分かりました。『洪吟』の「何を恐れる」を暗唱することを通して、恐怖心を取り除き、同修達から経験とやり方を教わって、徐々に私も真相紙幣を使うことができるようになりました。今、私はほとんど真相紙幣を使っています。私達の地区にいるすべての大法弟子は、真相紙幣を使うのがごく自然のこととなりました。

 真相資料を配るにしても経験のある同修が、恐怖心のある同修を連れて一緒に配るようにしました。勇気に満ちあふれ知恵に富んでいる彼らにとても感心しました。配れないと思ったところにも彼らは何の躊躇もなく配ったり貼ったり掛けたりして、とても自然で都合よくやり遂げました。同修は、師父が私達に功能を下さったので、功能が身についていると言いました。「煉功者の場合は、意念が功能を支配して働かせます」(『転法輪』)同修のお互いの助けによって、私達の地区の同修は全員、単独にしても集団にしても真相を伝えることができるようになりました。

 同修がもし関門にぶつかったときは、皆が感心を寄せて助けます。ある年配の同修はある日、急に腰を伸ばせなくなり猫背になって、すこし伸ばそうと思うと激痛が走ります。この同修が長年修煉してきてこのような姿になると、周囲の人にどれほどの悪影響をもたらすでしょうか。

 協調人の呼びかけによって、皆が彼女と一緒に学法して内に向けて探すようにし、また彼女を囲んで正念を発し、彼女を迫害しようとする邪悪を取り除きました。この同修は毎日学法に力を入れて、煉功も励んでいました。師父と大法を固く信じたため、彼女は関門を乗り越えることができました。現在、彼女の腰は以前よりもまっすぐに伸ばすことができます。この一件を通して、彼女の親戚と友人、知人らが法輪功の力に感服し、彼女自身の修煉環境もよりよくなりました。

 このような事例はまだたくさんあります。他の地区にもこれに類似した出来事があると思います。私達はみな大法弟子で、師父の弟子です。師父は私達にこのようにするよう要求されています。「これらのことに大法弟子の寛容、善良と和やかさを表すべきです。相手のことは即ちあなたのことであり、あなたのことは即ち相手のことです」(『二〇〇二年ワシントンDC法会での説法』)私達は一体であり、師父が残された環境を大事にすべきで、謙虚に同修の注意と助けを受け入れ、相手にも善意を持って注意して助けてあげるべきです。一緒に法を実証する道でしっかり歩み、三つのことをしっかりと行い、師父の私達への期待にそえるよう頑張りましょう。

 2010年9月2日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/9/19/208607.html

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