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台湾:法輪功を迫害した中国の広東省省長・黄華華が非難される(二)(写真)

(明慧日本)
 
台北県議員の鄭金隆氏

 台北県議員の鄭金隆氏は「長い間、法輪功修煉者たちがさまざまな困難を乗り越え、中国本土から来る人々に真相を伝え、平和的に人権を訴えていることに感謝する」と話した。鄭議員は続けて、「台湾の司法当局は勇気を持って国際法に基づき、人権を侵害した容疑者を法のもとで裁くべきであり、台湾政府は必ず行動を起こさなければならない」と述べた。
 
立法委員の翁金珠氏

 立法委員の翁金珠氏は、国際社会では法輪功修煉者が黄容疑者を含めた多くの中共関係者を起訴し、アメリカ、カナダなどでは起訴が受理された。台湾においても、政府は国際社会に対して人権犯罪者を裁き、中国の人権問題を重視すべきとの見方を示した。
 
立法委員の黄志雄氏

立法委員の謝国梁氏

 人権問題に取り組んでいる立法委員の謝国梁氏と黄志雄氏は法輪功の受けた迫害に同情し、中共を非難した。
 
立法委員の高志鵬氏

 立法委員の高志鵬氏は法輪功が最高検察署に黄華華の逮捕を要求したことを高く評価している。高志鵬氏は、台湾の司法局は勇気を持って事実関係を明らかにして犯人を裁くべきだと強調した。「台湾を訪れている大勢の中共幹部の両手は民衆の血で染められている。彼らに客としての礼儀を払うべきではない」と述べた。
 
台湾国際法学会秘書長官の廖福特氏

 台湾国際法学会秘書長官の廖福特氏は次のように述べた。「人権の立場からみると、検察官は直接調査をして取り調べ、証拠を取るべきです。政府に警告したい『中共政府の経済利益のために人権を犠牲にしてはならない』」
 
ベテラン記者の楊憲宏氏

 ベテラン記者の楊憲宏氏は「台湾の検察院が法輪功の告訴を受理したことを評価したい。台湾の検察機関は法律に基づいて取り調べを行い、黄華華を検察署に任意同行させるべきである。もちろん、難しい壁もあるが、検察院はそれを打ち破る勇気をみせてほしい。台湾に法律があるならそれを執行すべきだ」と話した。
 
 広東省省長の黄華華は広州市中共委員会書記のポストにいた当時から、法輪功への迫害を担当していた。また、法輪功を迫害する目的で「610弁公室」を設置し、法輪功への迫害を強めた。広東省省長、省委員会書記に昇進後、広東省の公安当局はさまざまな残虐な手段で法輪功修煉者を拷問した。その中に6万ボルトの高圧スタンガンによる電撃や、男女を問わず性器を攻撃することもあった。さらに、女性の法輪功修煉者を集団暴行させる悪辣な迫害も行われた。2010年8月まで、少なくとも75人の法輪功修煉者が殺された。なお、今回黄華華と同行している副省長の万慶良も法輪功の迫害に加担した一人として指名されている。
 
 (完)
 
 
2010年09月04日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/21/228626.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/8/22/119543.html

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