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山東省蒙陰県:法輪功修煉者が再び強制連行される(写真)

(明慧日本)2010年8月26日、山東省の法輪功修煉者・公丕建さん(58)は警官に令状なしに家宅捜査され、MP5・MP3など一部家財を没収された。
 
 10年来、蒙陰県糧油会社の職員であった公さんは、繰り返し連行や監禁、労働教養をされ、7度も監禁施設で監禁されてきた。さらに、同県610弁公室から何度も金銭の恐喝をされた上、法輪功を放棄しないという理由で4年間退職金の支払いも停止された。
 
 1999年7.20、中共(中国共産党)は気が狂ったかのように法輪功を迫害し、デマを流して李洪志先生を誹謗中傷した。公さんは法輪功の正当性を守るため、北京に陳情に行った。その結果、警官に強制連行・金銭の恐喝・長時間の拷問などをされた上、蒙陰県留置場に監禁された。その中で背中から重たい枷をかけられたため、枷の重さで全身に筋肉痛が激しく走り、また顔面を狙われて靴で殴打されるなどの暴行を受け、14日にわたってずっと床に手と足を手錠でかけられるなどの拷問を受け尽くしてきた。
 
拷問「死人ベッド」

 2000年5月に釈放された公さんはずっと蒙陰県610弁公室による嫌がらせ・恐喝・脅しなどを受けていた。これらの嫌がらせから逃れるため放浪生活を余儀なくされた。しかし、上海市へ行き、生活を始めようとすると、そこの警官に捕まり、金銭や所持品の恐喝を受けた後に同県に戻された。さらに、無実のまま3年の労働教養を科された。
 
拷問「大鵬展翅」の実演

 労働教養所で公さんは法輪功の関連書籍を持っていたという理由で、7日にわたってずっと「大鵬展翅」という拷問を強いられた。そのため足が腫れて感覚がなくなり、自分で生活できなくなった。
 
 2003年5月25日に釈放され一度家に戻ったが、またすぐに、同県610弁公室と警官らは再び公さんを自宅から連行し、法輪功の関連書籍などの所持品を没収した。そして、公さんは3年半の労働教養を強いられた。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2010年09月06日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/1/229066.html

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