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「これが法輪功です!」

(明慧日本)先日私は市場に真相を伝えに行き、30歳あまりの女の人が果物を売っている店に寄りました。私はこのくらいの年齢の人はすでに結婚して、両親も子供もいるはずで、彼女に真相を知ってもらえば、その家族が受益すると思いました。私は果物を選びながら、彼女に話し掛けました。しかし、その人は中共の嘘に騙され、態度が本当に冷たくあまり答えようとしませんでした。少先隊に入った事がありますかと聞くと、その人は煩わしそうに「学校に通ったこともないのに、少先隊なんて」と答えました。私は縁がまだ熟していないと思って、もう話しませんでした。私は果物を選んで量ってもらったら1元でした。私は10元札を渡しておつりをもらいました。
 
 彼女がくれたおつりをもらったあと、何か多すぎるという感じがして見たら20元、50元の札がありました。私は再び彼女のところに戻って「私にくれたおつりはいくらですか」と聞きました。彼女は「あなたが私に100元くれたので、99元を返しました。間違いありませんよ」というので、「私が渡したのは10元札です」と話しました。
 
 その人は「あ、そうなの?あなたは良い人ね。私が気づいていなかったのになぜそのまま行かなかったの?」と言いました。「私は法輪功修煉者です。師父はわれわれに真善忍の基準にそって良い人間になるように教えてくださいました。私は良心に背いてそのまま行くわけにはいきません」と答えました。
 
 彼女は驚いて、「それが法輪功というものですか」と聞きました。私は「そうです。これが法輪功です。修煉者たちはみんな真善忍に基づいて自分を律する良い人たちですよ」と話しながら、ついでに真相も伝えると、彼女は信じてくれました。また家族を代表して三退しました。
 
 数日後、私は夫婦の店で桃を買うとき、ついでに真相を伝えようと思いました。後ろにいた女性の店主に見覚えがあったので、思い出して見ると先日私が果物を買った女性でした。私は「わたしたちは会ったことがありますね」と話し掛けたら、彼女は表情がおかしくなり、目を逸らしました。
 
 その時彼女の夫が「知り合いですか」と聞くので、私はその日のことを話しました。しかし、その女性の店主は突然怒り出しながら「何が良いことですか」と言いました。私は理解できず「私があなたにお金を返したのが間違いですか」と聞きました。女の人は「もしそのことを夫に話したら、私がいつもそんなにおつりを間違うと商いがよくないと彼は毎日私の事をばかにするはずです」と私を恨みました。なるほど、私はこれで彼女がその日のことをまだ夫に話していないことが分かりました。私は、夫がまだ法輪功のことを聞いていないなら、話さないわけにはいかないと思いました。
 
 私は笑いながら、男性の店主に話しました。「あなたは、あなたの奥さんをばかにしてはいけません。彼女がぼんやりして、おつりを間違ったのはなく、これは神の按排です。初めに彼女に真相を話したとき、彼女は聞きいれませんでした。彼女がおつりを間違ってくれたことがきっかけで、彼女は私の話を受けいれることができました。それで彼女は大法がよいと分かり、法輪功修煉者が良いことを知りましたよ」というと、彼女の夫は「一理ありますね」と話しました。
 
 「あなたがきょう私と出会ったことも含めて、すべて神の按排です。もともと90元くらいは小さなお金でもないし、この出来事を家族に話して、法輪功が良いことを知らせるべきですが、あなたの奥さんはあなたに責められることを怖がって、そのことを言いませんでした。それであなたは大法が良いことを知る機会を無くしたので、今日また会うように按排されたのですよ。あなたたちは法輪功が良い、真善忍が良いことを覚えて、天理が分かる良い人間になってください。喧嘩なんかはしないでね」と私は話しました。その夫婦は話を聞いて嬉しそうに笑いました。
 
 実は、この一切は慈悲なる師父がなさったことです。師父がこの一切を按排されて、衆生を救われ、威徳を大法弟子に残されたのです。その日私は数十部の資料を配り、18人に脱退してもらいました。ここで救われた衆生を代表して師父に感謝を申し上げます。
 
2010年09月07日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/2/229100.html

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