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四川省:国保大隊・検察院が法輪功修煉者の弁護士への妨害を企む

(明慧日本) 四川省西昌市の国保(国家安全保衛)大隊及び検察院は、法輪功修煉者・蘇麗娟さんと馮娟さんに対して秘密裏の開廷を企んでいる。一方、同大隊は家族側が依頼した北京の弁護士に圧力をかけ、2人の修煉者を弁護しないよう脅迫した。

 情報筋によると、涼山州公安局の警官は、中共(中国共産党)により法輪功が迫害されていること、「三退」(中国共産党・青年団、少年隊を脱退すること)の状況を書き込んだ内容を、携帯電話から発信されたメールで発見した。2010年5月11日、西昌市攀枝花米易県に駆けつけた警官らはその発信源と思われる蘇さんと馮さんを捕まえ、何の証拠もなく2人を西昌市の市留置場へ移送した。しかし、数日後に、国保大隊と結託した検察院は正式に逮捕状を発布したという。

 市国保大隊の副大隊長・太剛毅は、留置場に度重なる釈放を要求していた修煉者2人の家族から逃れるため、2人が名前を言わないとして、すでに検察院で立件したと家族側を騙した。

 弁護士は西昌市検察院へ行き、法的手続をしようとすると、市国保大隊に預けた立件用の書類はまだ届いていないと公訴部の科長に返された。翌日、家族が再び同所に駆けつけたところ、副大隊長・太剛毅は書類をすでに検察院へ送ったと言い張って家族を騙した。

 現在、蘇さんと馮さんは西昌市の国保大隊により不当監禁され、100日あまりが過ぎた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
  
2010年09月09日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/4/229211.html

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