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四川省:法輪功修煉者が労働教養所で迫害される

(明慧日本)四川省華エイ市の法輪功修煉者・鄧啓興さん(62)は、修煉してから体が健康になり、「真・善・忍」の基準で自分を律し、どんな時も他人のために考え、そして人々に法輪功の真相を伝えた。そんな中で人に濡れ衣を着せられて、2年の労働教養を強いられ、残忍悲道な迫害を受けた。

 2000年、鄧啓興さんは法輪大法の真相を伝えるため北京に行き、着いたとたん北京に駐在する四川省の警官に連行され、華エイ市の留置場に戻され半月あまり拘禁された。

 2000年8月、鄧さんは華エイ洗脳班まで強制連行され、そこで洗脳を強制されて、精神的迫害を受けた。

 2008年6月9日、鄧さんは人に法輪功の真相を伝えている時、楊畢華(悪の報いに遭い死亡)に告発され、すぐ警官に連行され、留置場で半月あまり拘禁されて、しかも腕時計、ベルト、鍵と50数元の現金を没収された。

 鄧さんは拘禁されていた期間、修煉を放棄しないため、2008年6月24日に警官は暴力団の手段を使い、鄧さんの頭に黒い覆いを付けて手錠をはめてパトカーに乗せた。そして、四川省綿陽市の新華労動教養所に送り2年の労働教養を強要した。

 この2年の間、鄧さんは各種の拷問と精神的迫害を受け尽くした。労動教養所の警官はいわゆる「学習」の名目で、法輪功修煉者に師父と法輪功を誹謗中傷する書籍、ビデオを強制的に見させ、修煉者に対して洗脳を行い、それによって「転向」させようとした。

 警官は電気棒で鄧さんに電気ショックを加え、鄧さんにしゃがむ姿勢、あるいは立つ姿勢を連続して数時間強制し、少しでも動くことをも許さず、しかも面壁させ、毎日また60代の鄧さんに体操走り、連続して10数時間「訓練」を強制し、長期にわたり睡眠をはく奪したため、鄧さんの両足全体が腫れていた。2年の労働教養が終わった後、家に帰る時、鄧さんの両足は依然として腫れていた。

 鄧さんは長期に苦しめられて、病気になった。労動教養所の人員は鄧さんに手錠をかけ、病院に送って不明薬物を注射した。迫害の原因で鄧さんは2度入院したことがある。

 鄧さんは足の腫れで痛みがあり、体に深刻な病状が現れたにもかかわらず、警官と監視する受刑者は鄧さんに便所などを掃除させるように強制し、彼らの機嫌が悪い時、わざと言いがかりをつけて、鄧さんを殴ったり、下品な言葉で罵ったりし、鄧さんの歯は王丹に数本を打ち落とされた。鄧さんを叫ばせないよう、警官は受刑者に指示して臭い靴下を鄧さんの口に詰め込んで、首を押さえた。鄧さんは息もできなかった。

 警官は受刑者に指示し、各種の迫害手段を任意に使わせた。警官はまた「お前達を殺せば、俺達は褒美がもらえるんだ。お前達はどこに訴えてもムダだ。上は俺達の言うことしか聞かないからな」と言った。
 
2010年09月11日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/9/229408.html

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