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甘粛省:裁判所が法輪功修煉者に懲役6年の不当判決

(明慧日本)甘粛省天水市甘谷県在住の牛瑞義さん(56)は法輪功を習い、「真・善・忍」に従って自らを律した。しかし、それが理由で、2010年1月21日に強制連行された後、秘密裏に懲役6年の不当判決を言い渡された。

 検察院は裁判の前、牛さんの家族に「開廷通知書」を家族に送付せず、牛さんが家族に訴訟代理を依頼することもできず、弁護士と家族が連絡を取ることもできなかった。さらに、家族との面会も阻止した。そのため、牛さんは実刑判決を下されたが、家族側はまったく知らなかったという。これは、中国本土で行われている不当裁判の一例に過ぎない。

 同年8月28日、牛さんの家族ら8人は甘谷県留置場に出向き、面会を求めたが、留置場側から書類の提示がないという理由で拒否された。また、書類を裁判所で申請するように言われた。しかし、裁判所に行った家族は裁判長に「土曜日のため、申請を受理しない」と返され、追い払われた。家族は再び留置場へ行き、事情を説明した後、やっと面会を許された。

 面会の場所で家族は、痩せこけ、体が極度に衰弱し、顔色が非常に悪くなった牛さんの様子を目にした。

 一部の情報によると、裁判所は牛さんに対して開廷し、秘密裏に実刑判決を下した後、甘谷県刑務所(朱圉刑務所とも呼ばれ)へ移送しようとしたが、同所に収容を拒否された。現在、天水刑務所への移送を企ているという。
 
2010年09月17日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/14/229618.html

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