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第四回中国古典舞踊コンクール、成功裏に閉幕(二)

(明慧日本)ニューヨーク州立パーチェス大学で2010年9月12日、第四回中国古典舞踊コンクールが成功裏に幕を閉じた。

 選手「コンクールに参加したのは自分を高めるため」

 審査員の陳氏は次のように強調した。「中国舞踊を習うことは人にとって人文の素質、文化の修養ならびに道徳向上の手助けになります。ひとりの人物を作り上げるには、選手は技巧を懸命に練習するほか、その時代の文化と歴史を勉強しなければならず、思考力で自分の内心を充実していかなければなりません」

 「林沖夜奔」を演じ、少年男子の部で金賞を受賞した陳厚任選手は、宙返り、後ろ蹴り、後ろ空中宙返りの技巧を組み合わせた。彼は完成するまで長い時間をかけて練習し、一日50回から100回繰り返し練習し、数週間続けました。彼は「しばらく練習し続けていきますと、身体に一つの機制ができ、以後、その動作をこなすときは、比較的に安定し成熟しています」と話した。

 「濁世青蓮」を演じ、青年女子の部で銀賞を受賞した陳美容選手は次のように感想を述べた。「中国文化の奥義は深すぎると思います。中国古典舞踊は頂上がなく、少し学べば、さらに高いレベルの理解が生まれ、絶えず自分を高め、進歩させることができます」「私はコンクールに参加したことで、自分を高める機会を得られ、毎回のコンクールで違った演目を演じています。今年の演目は表面で見ると去年より簡単に見えますが、私にとってもっと難しいのです。なぜならば、簡単な演目ほど演じるのが難しいからです」と話した。

 「ステージの上で一分間を演じるために、ステージの下では10年の練習が必要」という言葉がある。「侠客行」を演じ、青年男子の部で金賞を受賞した王旋選手は、「私は最初からあら高難易度の技巧を取り入れ、それは身体をまっすぐにして宙返りすることで、世を渡る功夫の高い武術侠客を表現し、義侠者として、正義と善良を守ることを抱き、しかし彼も難儀に遭遇して自信をなくしたのだが、後になって自信を取り戻し、再び剣を手に彼がすべきことを行っていました」「舞踊と武術は道が違い、鍛錬方法も違います。舞踊はタイトルに基づいて特定の情緒や文化の背景を表現しなければなりません。感情とあわせて技巧を表現するのはさらに難しく、ですから、技巧と感情を組み合わせて演じる場合、高難易度技巧となります。だからその一つの技巧のために、かなりの時間を通やして、やっと技巧を確実にマスターすることができます」

 一人のダンサー芸術家としてどのような素質が必要のかについて、王選手、心理的な素質といえば最低限でも徳を備え、分かりやすくいえば内函のある修養のある人、舞踊を踊っているときの心理状態は決して焦らない人です。王選手は「一人のダンサーとして焦ることについてすごく気にしていて、若し焦ると動作や表現に影響します。焦ることを演じるときは、それは表現しか過ぎず、しかし、内心では心のバランスを上手にとり、これはダンサーとして最低限に必要とする素質です」と話した。

 「舞踊は人の情操を薫育し、人の内の一面を育成させ、心理状態を修養することができます。私は心を落ち着かせ大自然を観察するとき、その環境に溶け込み、目を閉じれば、青い空・白い雲・緑の草が私の身体を満ち溢れ、風に吹かれて、心が晴々としていて、飄々としている感覚を覚え、踊るときもこの状態に入り込み、全身がこの境地いるのが、私は大好きです。」と、王選手はさらに付け加えた。内心がこの静の状態で動作を表現するのは、王選手はとても快楽を感じているようで、彼の舞踊が観衆に如実的な快楽をもたらされることを希望する。

 王選手は毎年の新唐人テレビ局主催の中国古典舞踊コンクールに参加しており、2008年は三位、2009年は準優勝だった。そして今年は優勝を勝ち取ったのである。王選手は「何故毎年コンクールに参加しているのか、それは自分が舞踊の頂上を追い求め、『学問は尽きることはない』という言葉がありますが、どんなに完璧に踊ったとしてみも、勉強し続けなければならず、それぞれのダンサーが踊りの風格が違い、だからこのコンクールに参加して自身を高めたいのです」と話しました。

 観衆「世界の舞踊会をリードして前進することでしょう」

 演劇を携わっている宋氏(男性)は「今まで多くの舞踊コンクールを見てきましたが、本日の舞踊コンクールはとても、とても私の予想をはるかに超え、踊りが非常に、非常に精彩なのです。すべての選手は動作が優美なうえ、自然体で協調ができていました。このコンクールは年毎にもっとよくなっていくと思う、喜ばしいことですね」と、興奮した状態で感想を述べた。

 武術を習っている??さん(女性)は初めてコンクールを観賞し、踊りがとても精彩と感じていま。選手たちの努力に感謝すると共に、身体を使い舞踊問い形式で言葉を表し、生命について、生活について熱愛していることを表現していました。彼女は感激のあまり涙が出そうになり、内心ではとても愉快ですと話し、舞踊コンクールは中華民族の最も舞踊文化を表現し、世界の舞踊会をリードして前進することでしょうと話した。

 2012年クイーンズ区ジャクソン高地から、ニューヨーク州議会議員に立候補予定のインド系アメリカ人で、弁護士のK・スタンリー(Stanley Kalathara)氏は「中国古典舞踊は、インド舞踊にない技巧と速さが備わっており、表情にすごく表現力があり、このようなうつくしい舞踊は既にアメリカで普及し始めています」と話した。

 「世界で中国舞踊がブームとなるでしょう」

 審査員の陳氏は、西洋において中国舞踊を観賞する人がますます増えることでしょう。世界において中国舞踊を習うのがブームとなるでしょう。そして中国舞踊は世界の主流舞踊形式になることに違いない」と蜚声話した。

 決勝の結果は当日に発表され、審査員たちは難しい審査を経て、以下の選手は入賞した。(敬称略)

 少年女子の部金賞:周暁、陳超慧、王シェン。銀賞:郭シ貝、銅賞:秦歓。優秀賞:任前宇、林孝紘。

 少年男子の部金賞:陳俊丞、陳厚任。銀賞:ウィリアム・リー。銅賞:労謙、李詳諝。優秀賞:サム・プ、宋艾文。

 青年女子の部金賞:宇寧、劉心怡。準優勝:蔡翹楚、陳美容。銅賞:アニー・リー、王向楠、鄭道咏、陳佳伶。優秀賞:該当者なし。

 青年男子の部金賞:李博健、呉巡天、王旋。銀賞:廖若山、石真、薛心壇。銅賞:ルーカス・ルー、張家瑞、孫賛。優秀賞:該当者なし。

 決勝当日の夕方7時、世界に名を馳せる神韻芸術団が上演し、中国古典舞踊コンクールの成功に花を添えた。
 
2010年09月21日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/13/229593.html

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