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使命を果たす


文/中国の大法弟子

(明慧日本)私は数日前、三退を勧めた時、数人の中で1人も脱退させることができませんでした。これは今までになかったことです。私は内に向って探すと、自分の慈悲・善念が足りず、心が穏やかではなかったと気づきました。自分の状態が良くないために、彼らが貴重な縁を見逃したことを苦しんでいた時、私は他の同修が精進しているのを見て、自分の不足を認識することができました。

 以前、私は毎日学法し、発正念をして、週に1人のペースで三退させていました。真相資料を配ったり、真相の電話もかけたりして、毎日三つのことをすべてなし遂げ、順調に進んでいると思い、しかし、緊迫感が足りませんでした。そこで、私は他の地区へ出かけ、同修と切磋琢磨しました。同修たちは全て他人のため、法を実証するため、時間を切り詰め、急いで人を救い済度していました。本当に人を奪い合うような状態であり、私は本当に自分の安逸心を恥ずかしく感じました。

 同修の甲さんは真相を伝えた体験を話しました。甲さんはすでに村のほとんどの人を中共から脱退させました。一部の村の幹部は脱退せず、本当にあらゆる手を尽くしました。善を勧める手紙を書きましたが、手紙は本当に人を感動させ涙を流させました。数日経ってから他の同修がもう一度勧めに行くと、必ず脱退します。今では、同修たちはすでに直接会って真相を伝え、多くの体験もまとめました。街で道を聞く形式で話しかけたり、人が少ない時は直接真相を伝えたり、買い物をする時はもっと簡単に真相を伝えています。

 甲さんは以前、10人中4、5人が脱退すればいいと思っていました。今は正法の過程の進展につれ、世の人々は救われるのを待っており、10人に話せば8、9人が脱退すると言っています。甲さんは毎日10人以上脱退させていますが、もしその日、脱退者が少なく、1人か2人であれば、師父の慈悲なる済度と待っている世の人々、また自分の修煉に対しても申し訳がないと言っています。これは70歳の老人の話で、毎日苦労をして大法の仕事をコツコツと成し遂げています。以前は工場長で、今は師父に手伝って法を正し、衆生を救う正法時期の大法弟子です。

 同修の乙さんは以前、司法機関で働いたことがあり、法律に対する知識も、この方面の経験もあり、迫害された同修及びその家族の情報を集め、まとめています。迫害の情報を集めることは難しいことで、一つの情報を手に入れるためにバス、電車で出かけ、当事者に会って聞かなければなりません。この仕事は中国でやるのは非常に難しく、困難も大きいのですが、また誰かがやらなければならない仕事でもあります。

 同時に迫害した者に対して、告訴するために情報を集めてから弁護士を探し、何の資金源もない状況下で、困難な道を歩み出しています。法輪功を迫害した者はそれ相応の報いがあると教えています。迫害された大法弟子と家族は迫害者を告訴し、迫害者は人々の前で裁判を受けなければなりません。乙さんは積極的にこの仕事を担当しています。毎日学法、煉功、発正念、真相を伝えることも漏れてはならないことで、眠る時間を減らすしかありません。

 多くの同修は、ふだん黙々と全体に円融し、協力しています。大法弟子は自らの誓約を果たし、自分の最も偉大な使命をなし遂げています。大法弟子が行ったことは神さえ敬服しています。
 
2010年09月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/19/229840.html

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