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寧夏省:長時間拷問された法輪功修煉者、再び強制連行される

(明慧日本)寧夏省銀川市に在住の法輪功修煉者・馬智武さん(38歳男性)は2010年9月12日、塩池県で国保(国家安全保衛)大隊に強制連行された。1999年から法輪功が弾圧されて以来、馬さんは「真・善・忍」を信仰しているという理由で、銀川留置場や寧夏労働教養所を経て、寧夏呉忠刑務所で8年間、非人道的な拷問や虐待を受け、人権をひどく蹂躙された。

 馬さんは銀川鉄路分局の安全監察室の元運転手。1998年5月に法輪功を習い始めた。1999年に北京へ行き、法輪功の無実を政府に陳情した。それによって、銀川留置場や霊武白土崗子労働教養所(不当監禁3年)へ送り込まれ、数々の拷問を受けつくした。

 1999年に馬さんが施設の中にいたとき、西花園派出所の警官はわずか2歳の馬さんの娘を拉致した。そして、家族との面会を許されないまま、父親は息子の馬さんが迫害されていることにあまりもにショックを受け、息をひきとった。

 労働教養所にいる受刑者は、監守の指示のもとで馬さんを武器で攻撃し、暴行を加えた。

 2000年8月頃から馬さんは迫害に抗議し、釈放を要求するための断食を始めた。結局、かえって監守らによる鼻からチューブの差し込み灌食を強行された。これで、わずか10日のうちに皮と骨ばかりに痩せこけ、極度に衰弱した。

 1年後、馬さんは再び断食で迫害に抗議し続けた。監守の指示を受けた受刑者らは馬さんに対して、押さえつけながら、チューブを体内の胃まで差し込み、そこからドロドロとした不明な異物を送り込んだ。次に、虐待や殴打、睡眠のはく奪を10数日続けられた。また、木の箱に馬さんの名前と法輪功を誹謗する内容を貼り付け、馬さんの首から箱がロープでかけられた。さらにその箱の中にレンガと砂袋を入れ、背負わせた。この迫害は2カ月もずっと加えられた。

 2004年10月10日、馬さんは監守・郭戩と受刑者らに背中から手錠をかけられ、とうもろこし畑で床に押さえつけられたまま、朝から晩まで数キロも絶えず引きずられた。次に、両腕を左右の限界まで引っ張られた後、手を両端のベッドに手錠でかけられた。そのままで一晩にわたってこの拷問を受けた。


 馬さんは「死人ベッド」でベッドに押し付けられ、動けないほどきつく縛られ、両端に引っ張られた両腕の手錠が肉に入り込んだ。また、足かせもかけられ、太ももと腰からロープでしっかりとベッドに縛りつけられた。このように、馬さんは連続40日以上も縛られていたため、心身共に深刻なダメージを受けた。
 
2010年09月24日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/19/229818.html

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