■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/09/27/mh283699.html 



女性に侮辱を加えることを自慢する中国の警官(写真)

(明慧日本)中国共産党による法輪功修煉者に対する拷問は何種類あるのか、その実態は分かっていない。なぜなら、多くの拷問には名前がないからだ。警官は恣意に修煉者に拷問を加えているので、その拷問の名称は本人にも分からない。例えば、警官が法輪功修煉者に加える「身体の上に座る」という拷問がその類である。

中央民族大学教師の梁波さん

 「身体の上に座る」というのは、警官が法輪功修煉者の身体の押してはいけない部位、例えば腹部や胸などに座り、修煉者を痛めつけることだ。2010年9月28日の明慧ネットの報道によると、北京海淀区留置場に拘禁されていた中央民族大学教師の梁波さんは6月18日、法的根拠がないとして囚人服の着用を拒否したため、董永平という警官に殴られ、蹴られ、罵られ、睡眠を奪われたうえ、強制的に囚人服を着せられた。75キロ以上の体重がある狂気じみた董永平は 波さんの胸の上に座り、強制的に波さんの髪の毛を切り、左足で力を入れて波さんの胸を押したため、波さんの肋骨は折れて出血した。

 こんな拷問があると言われても信じがたいはずだ。女性警官が本当にそんなに残忍なのだろうか? 警官自身は女性で、相手も女性なのに、相手の胸の上に座るだろうか。さらに片膝を胸に押しつけ、肋骨を折ってしまったという。その女性警官はなぜこれほど人間性がないのだろうか。

 女性警官だけでなく、男性警官も女性の身体の上に座ったという。

 波さんの弁護士が言うには、「トイレで波さんのすねを踏み、太った男性を波さんのお腹に1時間以上座らせた。それ以来、波さんのすねはずっと調子が悪い」と語った。

 波さんは留置場に連行されても、現在の中国の法律に従って言えば、判決を下されるまではまだ受刑者ではない。例え受刑者だとしても、中国の法律では受刑者の人格を尊重すべきと定められている。しかし、北京海淀区留置場、この2人の男女の警官はあれほど邪悪で、女性を侮辱することを自慢していることから見れば、中共の法律はまったく意味がないことが分かるだろう。

 9月8日、公開の開廷で、波さんの家族と親友たちは中国の「法治」の暗黒な現状を初めて知った。いままで想像もできず、他人に言われても信じなかったことをすべて自分の目で見た。波さんの夫の同僚は裁判の全過程を傍聴し、裁判長がこの裁判の全過程で権力を乱用し、不公正な法の執行や法律違反が合わせて14カ所あったと指摘した。
 
2010年09月27日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/23/230002.html

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