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遼寧省:馬三家労働教養所で法輪功修煉者が受けた迫害

(明慧日本)遼寧省瀋陽市に在住の法輪功修煉者・杜玉紅さんは2010年1月3日、神韻公演のDVDを配布したという理由で、沈陽市鉄西区興順派出所により馬三家労働教養所へ強制連行された。そこで、大便の失禁や筋肉を損傷するまで、監守による「抻刑」(体を引き伸ばす)という拷問を受けた。

 当時、派出所の警官は、連行した杜さんの尋問への態度が気にいらなかっただけで、杜さんの髪を引っ張ったり、ビンタを食らわせたりして、5人で集団暴行を加えた。さらに、造化郷の瀋陽市第一留置場へ送り込まれた杜さんは、人格を侮辱する変態的な身体検査を強要され、拒否したため殴る蹴るの暴行を受けた。また、口の中に汚い靴を強引に入れられ、体を裸にされたまま部屋へ押し込まれ、そこで監禁された。

 2010年1月5日から、杜さんは囚人服の着用拒否や10日以上の継続的な断食で、ずっと迫害に抗議し続けた。それに対して、監守と刑務所の医者は杜さんの体内に3度もチューブを差し込んで灌食を強行した。20日後、杜さんは何の罪もないまま予告もなく18カ月の労働教養を科せられ、遼寧省馬三家労働教養所へ移送された。

 入所してから、杜さんは2カ月にわたって悪質な洗脳を強行されたものの、依然として不屈の精神を貫いてきた。3月31日、杜さんは洗脳の一環とされる教育テストの回答用紙に何も書かなかった。そのため、監守は杜さんの髪を引っ張り、ビンタを食らわせ、腕に傷害を負わせたうえ、セロテープで口を封じ、ペンを手に握らせて署名を強要した。トイレへ行くことを許されなかった杜さんは、ひどい殴打をされたときに失禁してしまった。にもかかわらず、杜さんに「上抻刑(体を四方に引っぱる)」という拷問を加えながら、体を鉄製の金具で殴り、足で胸に蹴った。

 こうして、長時間にわたって拷問をされていた杜さんは、ペンが手の肉の中に入り込んで深刻な傷を負い、全身に激しい痛みが走り、体の震えが止まらなくなり、眠ることができないなどさんざん人権を蹂躙された。
 
2010年09月30日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/25/230123.html

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