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大法を心から修煉して、不治の病「特発性過眠症」が治る


文/中国の大法弟子 小文

(明慧日本)私は小学5年生の時から、時々、非常に強い眠気に襲われるようになりました。後になって、この病気はめったに見られない「特発性過眠症」だと知りました。

  「特発性過眠症」とは、持続性あるいは反復性の日中の過度の眠気の発作を主症状とする睡眠障害の一種で、原因は判明していません。この病気は一般への知名度が低いうえ、専門医が非常に少ないため、患者が正しい診断・治療を受けられないことや、周囲の人からの理解が得られにくいなど、患者には大きな負担となっているのが現状です(ウィキペディアより)。

 時間が経つにつれ、症状はますます深刻になり、眠気が襲ってくると頭が何かに包まれたかのように感じます。ベッドに横にならないように、私は必死に眠気と戦いますが、結局、毎回意識がぼんやりして何もできません。そのうえ、頻繁に発作が起こります。食事をしている時、突然眠くなって茶碗を落としたこともあります。自転車に乗っている時に、眠くなって人にぶつかったり、溝に落ちたりします。歩く時に眠くなると、目を閉じて歩いたりする時もあり、転ぶことはもちろんよくあることです。授業中や宿題をする時も言うまでもなく発作があり、学校での成績は急激に落ちていきました。

 夜の睡眠の質も量も良いものではありませんでした。よく夢を見て、起きた時にとても疲れています。どれが現実に起こったことなのか、どれが夢の世界で見たことなのかを区別できない時もあり、私は毎日ぼうっとしていました。昼間に眠くなると、すぐに少し眠る以外は何もできません。 

 その後、身体の異常は眠くなるだけでなく、他の方面にも現れるようになりました。刺激的なことに遭うと、足の力が抜けたり、まぶたが重くなったり、舌がよく口の外に出ていたり、知的障害の症状が出る時もあります。これらのことに私自身は何の自覚もなく、すべて事後に家族から聞いたことです。

 父は終始、私が病気であることを理解してくれず、ずっと私が勉強を怠けていると思い、私に説教をしたうえで殴ったりもします。私の内心の苦痛もまた理解してもらえません。私は反抗して、父を恨みました。そして、私は自暴自棄になり、父の説教が始まると、私はすぐに勉強を止めて、ベッドに横たわります。また、とても気性が激しくなり、よく家族とけんかをして、何回も母と姉を泣かせました。

 母は私を連れて、漢方医や西洋医などあらゆる所で診てもらいましたが、明確な診断をされず、ビタミンB12など神経を調節する薬を処方されただけでした。また、鍼灸、漢方薬などを試して、邪気を追い払えると自称する人にも、何回かやってもらいましたが、何の効果もありませんでした。その後、母はこのような病気に関する文章を読み、私の病気の原因は現時点でははっきりせず、治療法もなく、さらにこのまま進めば、知的障害になる恐れがあると知りました。その時、私は本当に苦痛でした。

 1997年、母と姉は法輪大法の修煉を始め、それ以降、2人はすっかり人が変わったように、健康で明るくなりました。父にどれほど怒られても2人はずっと穏やかでいられるのを見て、私はとても不思議に思いました。2人は私に『転法輪』を読むように勧めました。しかし、本を手に取ると、その都度、私はすぐに睡魔に襲われて寝てしまいます。それで読むときは、いつも第一講から始めることになり、このようにして1年間を無駄に過ごしてしまいました。

 1998年の夏休みのある日、私はまた眠っていると、トン、トンという音が聞こえてきて、ぼんやりと目を開けて見ると、母と姉が座禅を組んでいましたが、母の身体は左右に揺れ、それからだんだんベッドから浮き上がり始めました! 私の眠気は一瞬の間に完全になくなってしまいました。この時、1年かけても『転法輪』を読み終えていないことを思い出し、とても恥ずかしくなりました。そこで、この夏休みには絶対に1回通読しようと決心しました。

 私は眠気を克服するため、姉が提案したように、大きな声を出して読みました。真剣に読んでいるうちに、私は師父の言葉に深く惹かれ、自分の目では見ていませんが、師父のおっしゃった話を疑ったことはありません。「真・善・忍」に基づいて良い人になるという法理が分かってから、私はこの基準で自分を律し、良い人になろうと決心しました。このようにして、何日もしないうちに、私は『転法輪』を1回通読し、とても感無量でした。

 ある日、思いも寄らない奇跡が起こりました。夢の中で、師父が私の頭のてっぺんから一匹の怪物を引っ張り出しました。怪物の頭はダチョウに似て、首に赤、青、緑色の3本の太い血管があります。私の体から離れるようにと師父は怪物を説得しようとされましたが、怪物は聞き入れませんでした。そこで、師父は3本の血管を切りました。

 またある日、こんな夢を見ました。ずっと私の体をコントロールしていた2匹のムカデのような怪物が空を飛んでいて、前回と同じように、私の体から離れるようにと師父は怪物に話されました。しかし、怪物は従いませんでした。結局、師父はそれらを処分しました。

 それからしばらくの間、目を閉じると、体中を小さい白い虫が這っているのを感じます。この虫の両端はとがって、全身がネバネバとしてくっ付き、とても吐き気がしてきます。虫は私の体中をあちこち這い回っています。心臓に入って、激痛に耐えられなくなり、目を開けると、すべてが幻想のように消えてなくなってしまいます。もし、また目を閉じると、再び同じように現れます。母と姉によると、私に修煉したいという一念が生じたので、師父が私の体を浄化してくださっているのだと教えてくれました。その後、不思議なことに、私の体は丈夫になり、精神的にも元気になりました。

 私は看護専門学校で学んでいました。実習の際に、体調が悪い時に、医療事故を起こしたらどうしようかと、母は私を心配していました。意外にも私の体はますます丈夫になり、夜勤の当直までできて、今まで想像もできなかったことです! 法輪功の功法もまだ学んでいない私の体を、師父は浄化してくださいました! これで、長年私を苦しめてきた病気はいつの間にか全快しました。
 
 数日前、私はインターネットで流行語となっている「特発性過眠症」の言葉を見かけ、もっと読んでみると、意外にもそれは修煉する前に私が患っていたその病気だと知りました。今、この病気に苦しめられている患者数はますます増えていますが、10数年経っても、この病気は未だに不治の病です。患者は長年、神経を興奮させる薬を飲んで、ようやく仕事や生活を維持できるのです。

 私は本当に幸運です。師父と大法に出会えなければ、今日の私はありません。今の私は普通に生活をして仕事をして、何の薬も飲んでいません。特発性過眠症が治ったほか、以前患っていた鼻炎、咽頭炎、胃炎などもすべて治りました。病に苦しめられていた時期に持っていた卑屈さ、疑い深い心、嫉妬心、恨み、焦り、怒りっぽいなど良くない心は、すべて法輪大法の中で直りました。私は毎日希望に満ちた日常を送っており、父に対する憎しみも消えました。一方、修煉してからの私は伝統文化の「親孝行」の思想を再認識でき、父に対してとても親孝行をするようになりました。周囲の人々はみな私がとても良い人だと言っています。

 1998年に法輪大法の修煉を始めてから、現在まで10数年も過ぎました。「真・善・忍」に対する信仰を放棄しないという理由で、私は不当に連行され、労働教養を強いられ、残虐な拷問も受けました。しかし、私は一度も当初の選択を後悔したことはありません。師父がいらっしゃらなければ、大法がなければ今日の私はありません。私のまったく新しい人生は、師父が授けて下さったのです。
 
2010年10月05日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/1/229082.html

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