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正念をもって同修の不足を指摘する

(明慧日本)中国に3人組のある学法グループがあります。その中の同修・Aさんはお年寄りで、指の関節がこわばって、発正念をする時、手の形がいつも変わります。結印する時の親指は凹み、蓮花手印の時の手も支えられず、両手の指先が当たります。同修・BさんとCさんがときどき指摘しましたが、Aさんはいつも「とても力を入れないと支えられないのです。力を抜くとこのようになります」と言いました。いつも指摘しますが、効果は良くありませんでした。Cさんは、Aさんはお年寄りだし、手はこのようになってしまったかもしれないし、いつもAさんに注意するのもよくないと思って、それ以上は言わず、人心でこの問題に対応しました。それから、しばらくの間、Aさんは学法する時もよく読み間違えて、うわの空で、様子がおかしくなりましたが、他の2人の同修は、ただ読み間違えたところを正すだけで、Aさんのおかしい現象には特に注意しませんでした。
 
 それから、その地区の同修は10月1日(中共政権樹立日)を前に邪悪の迫害を受けました。全体的な協力の下で迫害の陰謀を解体しましたが、Aさんは比較的に大きい妨害を受けました。迫害の影響が2週間続いて、心が静まらず、体も影響を受けました。Aさんは「長く発正念をした時だけやっと頭が少しはっきりします」と言いました。BさんとCさんも、自分達が人心で同修の不足に対処してしまったことを意識しました。
 
 ある日、Bさんは夢を見ました。「Aさんが前で2人に腕を捕らえられて動きがとれず、2人に捕らえられて前に向かって歩いていくのを見て、Cさんを呼んで一緒にAさんを救い出そうとしました」 その結果、翌日皆が一緒に法を学ぶ時、BさんはAさんが結印する時に親指が凹んでいるのを見て、その場で指摘しました。Cさんも助言して、どのようにするのが正しいかを説明しました。Aさんはついにこのことの重要性を理解して、姿勢を正しました。これはちょうど夢が示したことと同じでした。Aさんの姿勢がゆがんでいたのは、確かに邪悪に腕を捕らえられていたからでした。
 
 この文章を書き出して、私達は同修が発正念をする時、お互いに手印の姿勢に注意するよう望みます。人心で同修の間に現れた問題に対処せず、邪悪に隙に乗じられないようにしましょう。
 
2010年10月06日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/28/230250.html

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