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黒竜江省:法輪功修煉者が呼蘭刑務所で拷問され危篤(写真)

(明慧日本) 法輪功修煉者・栗志剛さん(39歳男性)は、黒竜江省ハルビン市南崗区に在住。家族は2010年9月26日、呼蘭刑務所病院から、栗さんが危篤であると知らされた。
 
栗志剛さん

 2009年2月28日、ハルビン市「610弁公室」の警官・李樹新は、南崗区国保(国家安全保衛)大隊長・王立国や派出所の警官らとともに、暖房のパイプを叩いたり、爆竹を鳴らすなどの騒音をたてながら、栗さん宅のドアを壊して押し入り、栗さんとちょうど居合わせた友人8人を強制連行した。
 
 同年3月8日、栗さんは、「610弁公室」の警官や国保大隊の警官10数人に江北郊外にある秘密の場所に連行され、残虐な拷問を加えられた。警官らは、栗さんを鉄の椅子に縛り、足かせをつけ、両腕を後方に力いっぱいで引っ張った。あまりの痛みに栗さんは汗びっしょりになって、やっと警官は腕を放した。続いて、鼻に辛子の水を流し入れ、殴ったり蹴ったりした。このような拷問が3日間続いたのち、栗さんは息も絶え絶えの状態になり、留置場に戻された。
 
 栗さんは自分の信仰を放棄せず、「三書」を書かないとして、警官に殴打され、スタンガンで電気ショックを加えられた。また、強制的に壁の角に5日間連続で立たされ、その間、睡眠、食事・飲み物をとること、トイレへ行くこと、話すことも許されなかった。その上、警官に指示された受刑者にたびたび猛打された。
 
 その後、栗さんは南崗区裁判所に懲役5年の不当判決を言い渡され、2009年12月9日、呼蘭刑務所に移送された。
 
 2010年9月9日、栗さんは同刑務所の迫害により吐血したため、呼蘭刑務所病院に送られた。そのことを知った家族はすぐに刑務所に駆けつけたが、面会はできず、警官の陳に「明慧ネットに暴露するな」と脅された。
 
 9月25日、家族は栗さんのことが心配で、再び刑務所へ行き、面会と一時出所を求めたが、一時出所は拒否された。栗さんと面会をした家族は、がりがりに痩せている栗さんを見て、様子を尋ねたところ、1週間に6回も吐血し、貧血で、身体が浮腫んでいることを知った。
 
 家族はかつて、栗さんによい食事をと考え、刑務所に1500元の現金を預けたが、栗さんは一元も受け取っておらず、お金のことさえ知らなかった。
 
 現在、栗さんは依然として呼蘭刑務所病院に拘禁され、危篤に陥っている。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2010年10月10日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/30/230361.html

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