日本明慧
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修煉の中で共に成熟に向かう


文/中国の大法弟子

(明慧日本)最近、他の同修が同修Aさんの物語を聞かせてくれました。私はそれを書き出して皆さんと交流し、共に認識を高めようと思います。
 
 同修Aさんは外で同修Bさんと会いました。いろいろな話の中で、Bさんは大法の資料は資料点(大法の資料を作る拠点)からもらうのかと聞いて、Aさんは資料点からもらうのではなく、他の同修と合う時、資料のことを聞いて、あればもらえると話しました。同修Bさんは直ちに同修Dさんの資料点は資料が揃っていて、直接そこに行ってもらうほうがいいと話しました。同修Aさんは自分はDさんを知らないから、いろいろ不便だと言いながら断りました。
 
 私はAさんをよく知っています。日ごろ口を修めることを非常に注意していて、他の同修にも資料の出所を絶対に話しません。Aさんは資料点と同修の安全に非常に注意しています。Aさんに見習って、私も他の大法の仕事をするとき、同修である妻にも話さず、妻も聞こうとしませんでした。われわれは、好奇心そのものが執着で、捨て去るべきだと分かっていました。
 
 中国本土での迫害が終わるまでは、われわれは常に明晰な頭脳を持つ必要があります。安全に注意し、正しい念と正しい行いで、大法と同修に責任を取るべきです。度胸があることは正念が強いことではなく、理知で智慧を持って行うことは怖がる心があるからではありません。われわれは資料点の安全のため気を抜いてはなりません。同修に話さないことは同修に対する信頼が足りないのではなく、大法のわれわれに対する要求で、弟子の責任です。
 
 今、地元の数カ所の資料点は相次いで迫害され、有限な大法の資源が損をこうむり、数人の同修が捕まりました。われわれは胸に手を当ててそのわけを考え、自分の責任を考えるべきです。例えば、資料点への迫害は自分が口を修めてないことと関係がないでしょうか? 自分が資料点の情報を無意識に他の同修及び修煉しない家族に漏らしたことはないでしょうか? 自分も資料点を作る条件が整いましたが、恐れる心がありこの一歩を踏み出せなかったのではないでしょうか? 明慧ネットで、資料が必要な人から直接に資料点に連絡するようにと強調されていたのを覚えていたでしょうか? 自分が資料点のため十分に発正念をしたのでしょうか? などなど。また今後どのように行い、どのように教訓を汲み取り、早く成熟に向かうかということも考えるべきです。
 
 地元の資料点が迫害され、同修が捕まるとき、多くの同修は非常に心が痛み、悲しくて涙を流します。一人一人の地元の同修は、資料点の安全な運営のため自分の責任を果たすべきです。そのプロジェクトに参加してない同修も互いに円融し加持すべきです。強大な正念で大法資料点を迫害するあらゆる邪悪を取り除くべきです。
 
 最後に、師父の経文『弟子の偉大さ』で互いに励まし合いましょう。
 
 「大法弟子は偉大です。なぜなら、皆さんの修めているものが宇宙の根本の大法だからであり、皆さんが正念をもって大法を実証しているからであって、皆さんが巨大な難の中で打ちのめされることがなかったからです。大法弟子が法を正すことは、歴史上、かつて前例がなかったことです。理智をもって法を実証し、智慧をもって真相をはっきりと伝え、慈悲をもって法を広め、世人を救い済度する偉大なる壮挙の中で、一人一人の大法弟子の圓満成就の道を完璧なものにしています。歴史の偉大なる時期にあって、着実に、しっかりと歩んできた一歩一歩はみな、光り輝く歴史の証であると共に、比べるものがないほど偉大なる威徳なのです。この一切が、みな宇宙の歴史に記されることでしょう。偉大なる法、偉大なる時代は、最も偉大なる覚者を造り出しているのです」
 
2010年10月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/10/230794.html

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