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山西省:沢州県裁判所が法輪功修煉者への不当判決を企てる

(明慧日本)山西省沢州県裁判所は2010年9月14日、地元の法輪功修煉者・郭瑞香さん(51)に対して秘密裏に裁判を行い、不当判決を下すことを企てた。現在、郭さんは沢州県留置場で拘禁されている。
 
 郭さんは2010年7月3日、同県柳樹口鎮で法輪功が中共(中国共産党)に迫害されている内容のチラシを配布したときに、悪意をもった人に通報され、駆けつけた警官に連行された。同日の夜、警官7人が郭さんの家に侵入した上、家宅捜索を行い、騒ぎ立てたりした。さらに、郭さんが書いた感想文を罪を着せるための偽証拠とし、郭さんの夫(法輪功を修煉していない)のパソコンも没収した。
 
 同県検察院は立件した書類を家族に見せないまま裁判所へ送った。その後、郭さんの家族はこの卑劣な手段を知り、弁護士に無罪の弁護を依頼したところ、同県裁判所により郭さんがすでに証拠もないまま不当起訴されたと分かった。しかし、この裁判に関して一切のことは郭さんの家族には知らされなかった。
 
 法廷で郭さんは、自分は決して罪を犯しておらず、法輪功は法規に違反していないと無罪を主張した。裁判長は何も言えず早々に閉廷した。
 
 山西省晋城市の弁護士事務所は、そのほとんどが中共の権力のもとで法輪功に関わる依頼を受けようともしない。正義ある弁護士によると、法輪功に関する訴訟を起こしても、立件した書類を見せてもらえないなど、よく妨害されている。法廷で弁護することはできても、弁護人の答弁は許されず、弁護士が証拠を示すことも許されないという。
 
2010年10月26日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/23/231360.html

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