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山東省:教師が受けた幾度にもわたる連行・拷問

(明慧日本)山東省イ坊学院の元物理科教師・秦永傑さん(47)は2010年9月25日、通勤の途中でイ坊市高新区の警官にイ坊留置場まで強制連行された。また、家の鍵を没収され、警官は秦さんの自宅に侵入して、不当に家宅捜索を行った。
 
 秦さんは1997年に法輪功を習い始めた。1999年から中共(中国共産党)による法輪功への弾圧が始まっても、秦さんは法輪功の無実を訴えるため上京したことで、イ坊北京駐在事務所で監禁され、顔が変形するまで暴行された。
 
 2000年4月、秦さんはイ坊(昌楽とも呼ばれる)労働教養所で拘禁されていた間、慢性肝炎を患っていたので、一時出所することができた。
 
 2000年7月、修煉者の家にいたという理由で、イ坊奎文区の警官・谷誌勇らに強制連行されたと同時に、3年の労働教養を強いられた。11月、山東省王村労働教養所へ移され5カ月が過ぎた後、また同所に戻された。
 
 秦さんは、山東省王村労働教養所で141日にわたってずっと手枷をつけられたまま生活を強いられた。また、79日間にわたって小屋監禁でじっと立たされた状態で、両手を鉄製の窓に枷でつながれた。また、10日間、目を閉じることが禁じられたが、続けられなかったのでひどい暴行を加えられた。10日後、秦さんが睡眠の権利を求める抗議したが、かえって、スタンガンを握った10数人の監守がいた別の部屋に入れられ、死なせる勢いで変態的な電気ショックを数時間も加えられ続けた。全身に電撃の傷跡が2年以上も残っていた。ほかに、迫害に抗議するため、74日にわたって断食を続けた秦さんは、狂暴的断食を強いられたこともある。
 
 2005年3月5日、秦さんの妻・陳瑞雲さんは中共により法輪功が迫害されている内容を伝えたという理由で、労働教養を強いられた。翌日、警官は陳さんに身体検査を強行し、所持品や家の鍵を没収するなどの迫害を加えた。その後、警官は秦さんの自宅に侵入して、不当に家宅捜索を行い、パソコンや印刷器、法輪功に関連するものをゆすり取った上、強引に秦さんを連行した。こうして、秦さんの未成年の子供が家に一人残された。
 
 2007年9月10日、秦さんは通勤途中に、イ坊市昌楽県公安局の警官らに昌楽留置場まで連行されたことがある。
 
2010年10月26日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/14/230997.html

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