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教師が受けた迫害から610弁公室の卑劣な手段を暴く

(明慧日本)「610弁公室」は、中共(中国共産党)の最高中央から末端組織(都市部の住民委員会と農村部の村)まで、各層の中共政権が計画的・組織的に法輪功に迫害を加える総指揮部で、法輪功に対する全ての迫害行為を主導的に考案して実施している。その組織の本質は、ナチスとまったく同じである。
 
 広東省茂名市に在住する法輪功修煉者・何艶華さんはかつて、体の弱い体質で多くの病気を患っていたが、法輪功を修煉するにつれて全快した。しかし、法輪功修煉者であるため、幾たびも中共により強制連行や勤め先の不当解雇などでさんざん人権を蹂躪された。
 
 2000年末、何さんは政府機関へ行き、法輪功の無実を訴えたという理由で、警官に頭が血だらけになるまで暴行され、手足の肉が焼け焦げるまでスタンガンで電気ショックを加えられた。続いて、電白留置場の不当拘禁を経て、1年6カ月の労働教養を強いられた。その後、釈放されたが、拘禁されるまでは働いていたが、その分の給料が払われなかった。
 
 2007年末、何さんは中共により法輪功が迫害されている内容のチラシを配布したときに、悪意をもった人に通報され、10日間の不当拘留を受けた。また、2008年北京オリンピック開催前、学校の運動場で体育の授業を行っている何さんが罪もなく政府の役人に洗脳班まで強制連行された。これにより、授業が強制に中止され、授業途中で多数の生徒が残された。
 
 そして、5月頃になって、4カ月の拘禁を受けていた何さんは洗脳班から家へ帰されたが、勤め先から6月までの給料が払われなかったり、3カ月の無給休暇を強行されたりした。さらに、家を出る前に報告が必要とするなど行動制限もされた。
 
 2010年初め、何さんは学校に戻ることができた。しかし、610弁公室の指示を受けた学校側は何さんを掃除係にさせただけでなく、働かせたまま依然として給料を払わなかった。
 
 同年8月末、新学期に入る前に校長は、「三書」を書かなければ担当授業や給料を与えないよう610弁公室に指示されていたことを何さんに伝えた。それに対し、「三書」を拒否し、法輪功を堅守し続けていた何さんは、中共の圧力のもとで再び放浪生活を余儀なくされた。 
 
2010年10月28日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/23/231375.html

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