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瀋陽刑務所で正義ある弁護士が暴行され重体

(明慧日本)正義ある弁護士・王永航さん(36歳男性)は法輪功修煉者のために無罪弁護をしてきた。しかし、中共(中国共産党)当局の迫害により懲役7年の不当判決を受け瀋陽刑務所に収容された。2010年10月11日、施設で数人の受刑者による集団暴行や独房での監禁などで肉体的、精神的の両面から数々の迫害を加えられた。
 
王永航さん

 王さんは2007年から数回にわたって法律に関していろいろなサポートを修煉者に提供した。2008年5月、王さんは自分の妻が不当拘禁されたことで、国家主席への手紙の内容を公開した。これによって、中共は1999年からいかに法輪功を弾圧し、修煉者を迫害してきたかという実態、またはその違法性を非難した。その時から不当に拘禁されていたすべての修煉者を釈放するよう呼びかけた。
 
 また、王さんは修煉者に無実の罪を被せる当局のやり方に対して、検察院や高裁などの司法部門に対し、中共の暴威を恐れず法的機関としての正義と法律の尊厳を守っていくべきだと訴えた。
 
 王さんのいた弁護士事務所は610弁公室の圧力により、王さんを理由もなく解雇した。それと同時に、弁護士の資格もはく奪された。
 
 2009年6月16日、王さんは修煉者・叢日旭さんの無罪の弁護で出廷した。それから1カ月後、突然、自宅から妻の暁艶さんとともに警官に強制連行された。この逮捕行動は中共の復讐のもとで北京の周永康が手配したものである。連行の当日、王さんの古希の母親も乱暴に扱われ、一人残された。
 
 施設で足が骨折するまで暴行されていた王さんは治療を受けられなかったために暴行された傷がなかなか治らず深刻な状態になった。最後に、病院へ運ばれたが、家族の面会は監視員の国保(国家安全保衛)大隊に拒否された。
 
 そして、王さんは2009年11月27日に懲役7年の不当判決を言い渡され、2010年4月22日に秘密裏に遼寧省瀋陽第一刑務所へ移された。

大連市の修煉者・叢日旭さん

 叢さんは大連市の予備校に勤めていた。予備校では国から授賞したことがあり、上司や同僚に信頼される優秀な社員であった。2009年1月13日、叢さんは妻とともに見張りの警官に大連市留置場まで強制連行された。そして、大連市甘井子検察院と甘井子高裁が結託し、叢さんは懲役3年の不当判決を言い渡されて、大連市南関嶺刑務所で監禁されている。
 
 情報によると、2010年10月、叢さんの家族は警官に金銭を恐喝されたという。
 
2010年11月02日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/30/231670.html

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