■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/11/21/mh235631.html 



雲南省昆明市:連行を繰り返された法輪功修煉者、迫害され危篤に

(明慧日本)朱栄珍さん(57歳女性)は2010年2月24日、呈貢県小農貿市場で2009年神韻公演のDVDを人に渡したという理由で、城関派出所の警官・李傑らに手錠をかけられ派出所まで連行された。派出所で県の国保(国家安全保衛)大隊の警官・黄勇は朱さんに対して不当に尋問した。
 
 同日の昼、警官の黄ら7人は令状の提示もなく朱さんの家に突入し、一部の家財を没収した。当時、家にいた朱さんの85歳の義父は、自ら法輪功の恩恵を受けたことや無実の法輪功への迫害を停止すべきだと述べた。しかし、いずれも相手にされず、2人の私服警官に監視され始めた。
 
 警官の黄は、朱さんを派出所まで連行した後、朱さんの夫・左立清さんを呼び出して不当に尋問した。翌日、朱さんが呈貢県公安局の国保大隊で身柄を拘束されて38時間後、留置場へ移されたが、入所できないとして執行猶予で家へ帰された。国保大隊はその後も朱さんの家を捜索したり騒ぎ立てたりするなどを続けた。
 
 上記の迫害を受けていた朱さんは司法部門へ行き、無実の自分が黄らに迫害されていた事実や、国民が法律に守られている権利を訴えた。しかし、この行為に貢県610弁公室と県の国保大隊が怒り、朱さんへの復讐としてさらなる迫害を加えた。
 
 同年9月27日、朱さんは国保大隊の病院で身体検査をするとの口実で、途中で呈貢県留置場に連行された。この逮捕は正式な逮捕状がなく、人が連行されてから翌日に発行されたという。
 
 朱さんの夫は10月19日、県610弁公室のリーダー・図大年と県公安局の副局長および国保大隊に監視されながら、施設でやっと妻と会えた。面会の場所で、血圧の高い朱さんが迫害によりさらにボロボロになった様子を目にした。1週間後、夫が再度、面会へ行ったが、詳しい状況は伝えられず朱さんが病院へ運ばれたことだけを知らされた。
 
 現在、朱さんは昆明市呈貢県留置場で監禁されている。しかし、半身不随の義父と83歳の母親、妊娠中の嫁2人が朱さんの介護に頼っていたが、朱さんが連行されて以降、家族は生活することが苦しくなり苦境に陥っている。 

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2010年11月21日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/11/232307.html

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