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善を持って衆生に接し、元の上司に真相を伝えた体験(一)


文/中国の大法弟子

(明慧日本)私はすでに定年退職した80歳過ぎの大法弟子です。以前の私はいろいろな病気を持っていましたが、縁あって法輪功を修煉して間もなく、心身共に健康になり、思想が昇華し、道徳も向上しました。人々に百利があっても一害なしの素晴らしい功法に対して、中国共産党の元主席・江沢民は、1999年7.20から迫害を発動しました。このときから、大法弟子は風雨や荒波に耐えながら、11年にわたって修煉の道を歩んできました。私もその中の一人です。今までの真相を伝えることを振り返って、同修の参考になればと思います 。
 
 私は勤務していたころ、労働模範者で、先進的労働者であり、青年突撃作業隊員でもありました。しかし、現在では「真善忍」を修煉したことで、名誉がはく奪され、経済面で苦しめられ、肉体が消滅される対象となりました。迫害が始まった当初、私は強制連行され、洗脳班に送り込まれました。
 
 毎日洗脳教育が行われ、私は米国と協力して反中活動していると、でたらめなことを言われました。その目的は政治犯罪者として扱い、共産党と対立させ、そして二度と這い上がれないように、社会から排除するためです。そのとき、私は修煉の難しさを感じました。彼らが何を言おうと、私は法輪功の素晴らしさを説明し、私たちは反中国でないことを話し、「真善忍」に基づいて良い人を目指すのは、間違っていないと話しました。その後、私は正念を持って洗脳班から出ることができました。しばらくして、私を迫害していた政治法律委員会の幹部が、51歳の若さでガンにかかって死亡しました。悪の報いを受けたのでしょう。
 
 正法がたえず前進するに伴い、私は法を多く学び、法をよりよく学び、たえず人心を取り除きました。私を迫害した人たちに対する怨みは、だんだんと消え去り、善をもって衆生に接し、人を救う慈悲の心が生まれました。師父も縁のある人を次々と導いてくださり、彼らに真相を伝え救い済度するチャンスを与えてくださいました。私は一人も見逃さず、縁のある人に真相を伝えました。
 
 先日、私が真相を伝えていたとき、遠くから私に向かって走ってきた人が、笑顔いっぱいで「私のことを覚えていますか?」と聞きました。「失礼ながら覚えていません」と答えますと、その人は、私は○○国内安全保衛隊の隊長だったと言うのです。そう言われれば、思い出しました。その人はよく我が家に来ては、私を強制連行し、不当に家宅捜査を行い、修煉しないという保証書を強制的に書かせようとした人です。彼は、隊長の仕事を辞めてから5年になりますと、私に告げました。私はすぐ分かりました。
 
 彼は大法の素晴らしさを認識し、迫害が間違っているということを認識した結果、隊長の職を辞めたのでしょう。私は驚くと同時に喜びました。今日、彼に出会えたのは、彼に真相を伝える機会だと思いました。そして彼に、「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」という言葉を念じるように、「三退」すれば神があなたの安全を見守ってくださいます、と勧めました。私の話を聞いた彼は嬉しさ一杯でうなずき、私と握手をして別れました。このとき、私は脳裏に師父の説かれた法理を思い出しました。修煉者に敵はいないのです。
 
 会社の元上司は長期にわたり、共産党と協力して私を迫害しました。彼らは共産党に脅迫され、自分の地位を守るため、自分の私利私欲のため、度々私を迫害しました。しかし彼らが私を迫害したときの情景が目に浮かんだとき、私は彼らを怨まず、憎みませんでした。彼らを救いたい一心で、妻と一緒に会社に向かいました。上司の部屋に入ると、私は丁寧に挨拶しました。上司も親切に私たち二人を座らせ、いろいろと聞きました。私が殺されずに、彼の前に現れたことについて驚いて言いました。「80歳を過ぎたあなたは、髪が黒く、皮膚は白に赤みが差していて、健康そのものです。反対に私は60歳を前にして、病気だらけの体で、頭もはげてしまって、よく注射や薬を飲んでいます。やはり法輪功はすごいですね」と、彼は思わず本音が出ました。
 
 上司の話を聞いた私は、深く感銘しました。そして、私はこのように上司に話しました。「一人の人間として、健康で長生きすることは幸せですが、これらはお金で買えないものです。良い人となり、善を行えば得ることができます」 私は続いて上司に法輪功の真相を伝え、「神韻芸術団」のDVDを渡しました。彼は断らずに受け取ってくれました。以前の彼は真相資料を渡すと、受け取らないだけでなく、関係先に通報していました。私は彼に、「三退」することで自分の身の安全を守ることができると勧めましたが、彼は急用があると言い訳して、私と別れを告げました。彼の対応を見て、心は完全に開いておらず、さらに真相を伝え「三退」を勧める必要があると思いました。
 
 (続く) 
 
2010年11月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/6/231946.html

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