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法輪功修煉者はなぜ中国のテレビ放送に入り込んで真相を流すのか?

(明慧日本)最近、法輪功修煉者が大連交通ラジオ局の放送する番組に入り込んで、法輪功の真相番組を放送した。中国共産党(中共)はこの方法によって真相が伝わることをとても恐れている。中共は長年、法輪功修煉者の発言の自由、信仰の自由、そして民衆が法輪功の真相を知る権利を剥奪し続けてきた中で、法輪功修煉者がテレビ放送に入り込んで真相を伝えることは、中国社会で基本的人権を守るためであり、そして危機が到来する前に民衆に素晴らしい未来を選択してほしいからである。
 
 2002年、法輪功修煉者が初めて吉林省長春市テレビで『法輪大法は世界に伝わる』、『焼身自殺か、人をだます計略か』などの真相番組を40分〜50分にわたって中断することなく放送した。このため、長春そして中国本土で大きな衝撃が広がった。その後、全国各地でテレビによる真相放送事件があいついで発生するようになり、その都度、中共は極めて緊迫した状態に追い込まれる。それでは、法輪功修煉者がテレビの放送に入り込んで真相を流すまで自分の意見を伝えようとするのはなぜだろうか?
 
  一、テレビによる真相放送はやむをえない緊急手段である
 
 中共の法輪功に対するいわれのない迫害の真相を伝えたいということが、テレビによる真相放送の根本的な原因である。中共が法輪功を迫害するようになってから、ほとんど毎日のように修煉者が迫害によって死亡する事件がおきている。十数万人の法輪功修煉者が長期にわたって、留置場、労働教養所、精神病院、刑務所、洗脳班に収監され、絶えず身体と精神の両面から屈辱と苦しみを強いられている。この緊急の状況下で、迫害を暴露・制止するために、法輪功修煉者がテレビで真相を流さざるをえなくなったのである。また、テレビによる真相放送は、海外放送の妨害や、ネット封鎖を突破するためでもある。
 
  二、テレビによる真相放送は中国国民の知る権利を守るためである
 
 メディアがカバ−する範囲が極めて広い中国では、情報を知る権利を保護することは国民にとって安全の保障に等しい。自由社会ではテレビの放送に入り込んで真相を流す必要はない。しかし、中国では、メディアが中共の喉と舌である以上、命の危険を冒してもテレビで真相を放送し、メディアで事実を伝えることが必要である。これは法輪功修煉者の根本的な人権と言論の自由だけでなく、中国人が事実を知る権利をも保護したことになる。嘘と罪悪が白日の下に暴露されて始めて、人は素晴らしい未来を迎えることができる。
 
  三、テレビによる真相放送の内容は真実である
 
 テレビによる真相放送が起きたとしても、中共は決してテレビで流された内容は民衆に伝えようとしない。なぜなら、テレビでの真相放送は中共が法輪功を迫害し、嘘をでっち上げ、真相を隠ぺいする内幕をありのままに暴露したからである。
 
  四、テレビでの真相放送は法輪功を迫害する人が真相を知り、迫害への加担をやめさせるために必要である
 
 中共は法輪功への迫害を正当化し、そして迫害を成立させるため、真相を知らない中国人をを騙し続ける必要がある。そのため、何も知らないまま、迫害に加担し、後悔するようなことをしてしまった人もいる。法輪功修煉者がさまざまな方法で真相を伝えることは、中共の犯罪行為を積極的に暴くことであり、それによって人々の頭に植え付けられた法輪功への恨みと悪い考えを取り除きことで、真相を知らない人々の迫害への加担を制止させることができる。
 
 真相を知った人々は、中共による迫害に同調しなくなり、そして迫害が終わりを迎える。このように、中共が恐れる根本的な原因は、法輪功修煉者が真相を伝えることなのである。

2010年12月05日

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