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私を成す殻を破り、新しい人生が始まる(二)


文/中国の大法弟子

(明慧日本) 
 
 「温水の中の蛙」の話から旧勢力の迫害を悟った
 
 今でも覚えている、中学時代に読んだある雑誌の記事ですが、アメリカのある大学の実験では、熱した油の鍋に蛙を入れると、その蛙はすぐジャンプして出ました。その後、その蛙を冷水の入った鍋に入れ、ゆっくり加熱しました。最初、その蛙は冷水の中で心地よく泳ぎ、水温がだんだん高くなったとき、気がついた蛙は悲惨な局面からすでに逃げられませんでした。この記事は私の頭の中に深く刻まれました。修煉後、私は常に自分に警告し、生活の鍋に煮込まれないように注意しました。特に1999年7.20以来、旧勢力及びいろいろな邪悪要素は、「温水の中の蛙」のような場を作りました。多くの同修は、監禁された環境の中で正々堂々としていましたが、帰ってきた後、気が緩んで、一部の同修は名を執着して昇進に忙しくし、一部の同修は利に執着して商売に忙しくし、学法と発正念をする時間もなくなりました。一部の同修は情欲が取り除けず、旧勢力にこの執着を大きく増大され、病業の形で亡くなりました。一部の同修は監禁されたところで修煉をやめ、邪悟になってこの千載一遇の機縁が失われました。
 
 これらのすべては、私たちが修煉において気が緩んだせいだと思います。「とりわけ現在のこの社会に、皆さんも目にしましたが、良くないものがあまりに多くあり、人の執着を抓み、人の心を引っ張って、世の人々を絶えず下へと引きずっていくのです。これは非常に恐ろしいことです。大法弟子は修煉している人間であり、修煉している神ではなく、修煉中の人なので、多かれ少なかれ妨害されるのです。自分を制御できなければ、常人と同じようになり、妨害されるときの現れは常人と何の違いもありません。何かの魔難に遭っていませんが、だんだん精進しなくなった一部の学習者は、実は常人社会の各種の誘惑に対して執着が生じ、社会の誘惑によって引き下ろされたのです」(『二〇〇九年大ニューヨーク国際法会での説法』)最後の道で正しく歩もうとすれば、法を多く勉強し、頭の中が大法の法理で満たせば、邪悪に隙に乗じられないと思います。
 
 同修との間隔を打ち破り全体に協力する
 
 同修には異なる人心があり、取り除くべき執着もありますから、同修の間でトラブルが時に生じました。私はある協調者とトラブルが起きたことがあります。彼女はいつも私を疑い、私も彼女を疑い、また邪悪に妨害を加えられ、お互いの間隔がますます大きくなり、お互いに話さなくなりました。師父の『更なる精進を』という新経文を拝読した後、私は自分が旧勢力の罠にはめられたことにはっと気がつき、内に向かって探し、自分の多くの執着心を見つけました。トラブルの多くは自我を執着し、私を成す旧宇宙の根本的な属性を変えていないため、自分を実証していたことが分かりました。その後、私はこの同修と交流し、私たちの間にあった間隔の物質が消えました。
 
 (明慧ネット第7回中国大陸大法弟子ネット法会)
 
 (完) 
 
2010年12月07日

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