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真相を知った警官が「法輪功バンザイ!」と叫ぶ


文/雲帆

(明慧日本)最近、海外の法輪大法明慧ネットで、法輪功を修煉している元裁判官の修煉体験談が載っていました。彼女は文章の中で、2000年当時、自分が中共に連行された時の様子をこう書いていました。
 
 留置場に入れられた。一般の受刑者(法輪功修煉者ではない受刑者を指す)は小さなトラブルで大喧嘩したり、お互いに殴り合ったりしていた。
 
 私は彼女たちに大法の教えを話して聞かせた。私は自分の暗記した法を読んで聞かせた。また彼女たちに煉功の5セット動作を教えた。しばらくすると、彼女たちはお互いに相手を許したり、小さなトラブルを許したりするようになった。皆は家族ようになった。
 
 当時、一人の女性が喧嘩をして15日間の拘留処分で入ってきた。釈放の時、彼女は留置場の担当警官に最後の「晩餐(夕食)」を求めた。離れる時、泣いていた。留置場の職員は「ここで長年働いて、こんな光景を初めて見た」と呟いた。この職員は私を自分の事務室に呼んで「受刑者だけに話すのではなくて、我々にも法輪功を教えてよ。煉功も教えて」と言った。もちろん、私は彼らに法輪功を教え、煉功動作も教えた。しばらくすると、彼らは私を隣の部屋に移動させ、私に『転法輪』を渡してくれ、煉功と学法を許してくれた。
 
 ある日、留置場で購入した牛乳は賞味期限切れのものだった。私は担当の警官に、この牛乳は期限切れで変質したものだ。全部新しいものに変えてほしい。もし、私が間違ったら全部私が支払うと訴え、受刑者たちには新鮮な牛乳が配られた。すると、男性監禁室から「法輪功バンザイ!」と叫ぶ声が聞こえた。その時、女子監禁室からも法輪功バンザイと叫ぶ声が聞こえた。
 
 以上の元裁判官の記述から、受刑者たちがなぜ「法輪功バンザイ」と叫んだかの理由が分かったと思います。
 
 2006年12月25日の明慧ネットに、中国本土の法輪功修煉者が、国内のある公安出張所の警察らが修煉者に寄せたお詫びの手紙を投稿しました。
 
 我々○○○公安出張所は今まで多くの法輪功修煉者たちを迫害した。あなたたちに大きな傷を残し、家族が離れ離れになり、一家離散に追い込んでしまった。我々出張所の警官全員は心よりあなたたちにお詫びをしたい。本当に申し訳なかった。
 
 以前、我々は中共の命令により悪事を働いた。上の幹部は我々にこう指導していた。他の囚人に手を出してはならないが、法輪功修煉者を捕まえたら死ぬ寸前まで殴れ! と指示していた。
 
 現在、我々は中共の本質を知るようになった。皆が中共から脱退した。今後、我々は法輪功の弟子に温かく接し、またできるだけ支援する。最後に、我々の罪を許してほしい。あなたたちは安心して修煉を続けて、我々出張所はあなたたちを守る。「法輪功バンザイ!」
 
 これは、出張所の警官らが真相を知った後に書いたものです。これまでの法輪功修煉者を迫害する立場から、法輪功修煉者を守る立場に変わったのです。また、心より法輪功バンザイと言っていることは意味深いものです。法輪功は修煉を目的にした伝統功法で、修煉者の行為に対して厳しい要求があります。法輪功修煉者はみんな法輪功の教え通りに自分を要求し、自分の行為を改めています。日常生活の中で他人の事を自分より大事にする高尚な言動が自然に法輪功のイメージとして人々の心に残るのです。人々が「法輪功バンザイ!」と叫んでいるのは、これら修煉者たちの行動がもたらした結果でもあります。
 
 海外ではどうでしょうか? 2010年11月13日午後、ヨーロッパ在住の千人を超える法輪功修煉者たちがイタリアの首都ローマで大規模な集会を開きました。数人のヨーロッパ議会議員、官僚、及びローマ県の県知事から祝福のメッセージが届きました。メッセージでは法輪功の迫害制止運動を支持している立場を表明しました。また数人の政治家やNPO代表が現場に駆けつけました。
 
 例えば、多国籍急進党の創立者・パネラ氏はイタリアで高い支持率を得ている人物です。彼は演説の中で、「世界各地の急進党のメンバーはみんな法輪功と共にいる。正義と信仰の自由のために法輪功と共に努力する」と述べました。パネラ氏は演説の中で、法輪功が十数年変わらず自分の信仰の自由のために迫害制止運動を推進してきたことを高く評価しました。パネラ氏は、法輪功が今までやってきたことはすべての中国人の自由のためであるとし、最後に、「法輪功バンザイ」と叫んで演説を終えました。
 
 集会では、イタリアの労働改革基金会の副出席・カタニア氏が法輪功の善と忍の大きな心と偉大な志に感動していました。「法輪功は聖なる神の弟子であり、他人のために大きな犠牲を払った英雄である」と、カタニア氏は評価しました。
 
 カタニア氏は、「中共は独裁を維持するために、独裁に反対するすべての人々を監禁し迫害している。法輪功学習者に対して臓器狩りを集団で行い、利益を得ている。この行為は非常に恐ろしいことである。全世界に知らせるべきである」と警告しました。中共の話は全部デタラメであり、虚言で国際社会を騙しているとし、「法輪功バンザイ」で演説を閉めくくりました。
 
 私がここで挙げたのは、数多くの感動から拾ったわずかな例に過ぎません。法輪功が世の中に広く知られてから現在に至るまで、数え切れないほどの人々が法輪功の素晴らしさを知りました。実際、人々が信仰している伝統文化に対して、政府が善か悪かと判断するものではありません。「法輪功バンザイ!」は、法輪功の真相を知った、法輪功を修煉していない人々の口から出た、真実の言葉です。 
 
2010年12月09日

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