■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/12/16/mh170726.html 



安徽省蚌埠市:女性技師が受けた残忍な迫害の実態(一)

(明慧日本)安徽省蚌埠(ほうふ)市の女性技師・梁懐遠さん(65)は、法輪功を修煉してから心身ともに恩恵を受けた。しかし、法輪功が弾圧されて10数年来、梁さんは何度も強制連行され、家財も没収された。労働教養処分を下された梁さんは、毒針で注射されて気絶したことがある。そして、いつも現地の派出所や、居民委員会(中共の末端に連なる住民の自治組織)からの嫌がらせを受け、正常な生活ができず、何度も路頭に迷い、家に帰ることができなかった。
 
 2009年、蚌埠市610弁公室の李百正ら数人の警官は、梁さんを探し出して、洗脳班に連行しようと企んでいた。610弁公室の指示の下、居民委員会の金は梁さんの名前を名簿から外したため、梁さんは1年分の給料を受け取っていない。
 
 一、何度も連行され、家財を没収された
 
 梁さんは2000年12月に上京したが、地元の610弁公室・張培傑に連行され、蚌埠市第1留置場で7カ月間拘禁された。さらに5000元をゆすり取られ、市のブラックリストに載せられた。
 
 610弁公室は、居民委員会に梁さんを監視するように指示した。主任・金は積極的に協力し、監視人を配置した。監視人は梁さんに脅迫電話をかけ、家まで行って嫌がらせをした。金は、敏感日にはいつも警官を連れて行く。初めは水道管の修理だと嘘をつき、見破られて拒否されると、10数人の警官が扉をこじ開けて突入した。
 
 2002年〜2003年、梁さんは市の第1留置場で労働教養を強いられた。毎日10数時間の労働で、仕事を終えられない場合は、何日も眠ることを許されない。食事も粗末で、1年に15キロ以上も痩せた。梁さんはいつも頭痛やめまいがして、刑務所の病院に送られたが、高血圧、心臓病で危篤に陥ったため一時出所できた。
 
 2003年7月20日、市・区の610弁公室、派出所は一斉出動し、全市の法輪功修煉者を連行し、家財も没収した。蚌山区610弁公室の警官・張培傑は5人を引き連れて梁さんの家財を没収した。張はすべての電話帳を持ち去ったため、梁さんは親戚との連絡が取れなくなった。また、MP3と李洪志先生の説法の写真やノートなども没収された(警官・張は北京にいた時、北京の警官が梁さんの懐から探し出した363元の現金を張培傑に渡した。張培傑は未だに梁さんに返していない)。
 
 警官・張は、4時間かけて梁さんの家財を没収した。そして、「公安局に行ってすぐ帰って来る」と言って家族を騙し、梁さんをパトカーに乗せて留置場まで直行したが、梁さんは血圧が高すぎて留置場側から入所を拒否された。
 
 張は、無理やり梁さんを一夜拘禁した。翌日、省刑務所病院・陳院長(もっぱら法輪功を迫害している)のところへ送った。陳院長は、強行して梁さんに薬を飲ませてドアをロックし、当時の気温は40度だったが、窓をすべてをトタン板で釘付けした。
 
2010年12月16日


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