河北省:迫害された主任看護師が精神異常に(写真)
(明慧日本)河北省の東光県中医院に勤務していた主任看護師・周栄華さんは、若くて元気で、人に優しく親切な人で知られている。法輪功を修煉していたため、中国共産党(中共)の迫害を受け精神異常になった。2001年、東光県町内で髪の毛や服装が乱れ、子供たちに石で殴られた女性がいた。彼女こそが元主任看護師で、子供を持つ優しい母親・周栄華さんである。
| 周栄華さん |
周さんが中共に迫害されて精神異常になるまでは、職場の人々や、家庭でも愛される存在だった。特に、法輪功を修煉してからは患者の苦しみを心から考えるようになり、人々に高く評価された。しかし、1999年7.20、江沢民集団による法輪功への弾圧が始まってから彼女は突然、非人道的な迫害を受けるようになった。
1999年10月中旬、周さんは法輪功の真相を政府関係者に陳情するために上京した。しかし、3日後に強制連行され、県の警官によって留置場に移送され監禁された。留置場では非人道的な虐待、拷問を受けた。警官・李国英と、政治委員・王希傑は、周さんを自分の事務室に連れ込んで、しゃがみ込んだ姿勢で立たせない、長時間立たせて座らせない、留置場の庭を走らせるなどの様々な拷問で苦しめた。こうした留置場での精神的、肉体的迫害に強く抗議し、直ちに釈放するよう求め、8日間何も口にせず断食した。1999年12月、周さんは何の手続きもないまま懲役3年の刑を言い渡され、石家庄市労働教養所に護送されて監禁された。
石家庄労働教養所は、法輪功に対する非人道的な迫害をしていることで知られている。特に、第四大隊長の尚長明・崔艶芳・行軍・周益林らは周さんを個室に連れ込み、数人が交代で長時間暴行した。高電圧のスタンガンで電気ショックを加え、靴の底で頭や顔などを殴った。周さんの髪の毛を抜き、頭部や、顔、体中に血が出るほどの大怪我を負わせた。
石家庄労働教養所の警官らは、周さんに過酷な労働を強制し、毎日奴隷のように十数時間働かせ、仕事が終わっても休ませず、暴言と暴力を加えた。
警官らは中共のために働き、周さんに対して非人道的な手段で法輪功の「真・善・忍」への信念を放棄させるために暴力を振るった。しかし、周さんは暴力の前でも屈服しなかった。すると、彼らは更なる汚い手を使って、周さんの精神を乱す薬物を注射した。3回注射された後、周さんの精神状態は明らかに変調をきたした。
経済的にも、石家庄労働教養所は周さんの家族への詐欺に出た。傷だらけになった周さんを治療する目的で家族から約1万元を騙し取った。2001年1月、治療のため周さんは保釈されたが、家族は彼女の精神状態が崩壊していたことに気づいた。時間が経つにつれ彼女の精神状態に異変が生じ、町をぶらぶら歩くようになった。家族はいろいろなところで治療させたが、いまだに回復の兆しはみえない。
2011年01月16日
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