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天安門焼身自殺の真相を伝えた修煉者、7年監禁される(二)

(明慧日本)
 
 懲役15年の不当判決、刑務所で苦しみをなめ尽くす
 
 検察が起訴をしたため、韓衛新さんは法廷に出廷するために断食をやめた。法廷で、法輪功修煉者たちは真相のDVDを上映するよう要求したが、裁判所側は拒否した。10月に数人の法輪功修煉者が重刑を言い渡された。韓さんは懲役15年の不当判決を下され、保定第一刑務所に監禁された。
 
 その7日後、韓さんら4人は河北省第4刑務所に移された。韓さんが監禁された第4監区の担当者は高峻岭である。強制労働に従わない韓さんは、刑務所教育科の洗脳班で強制転向を強制された。毎日3、4人の受刑者に小さな椅子に座るよう強制され、従わなければ暴行された。教育科担当者・李利科は、受刑者らに韓さんの腕と腰を椅子でたたくよう指示した。椅子が折れて壊れるまでたたいた。さらに、韓さんを深夜12時まで座らせ、その後ようやく休ませた。朝は5時に起床させ、朝食は小さなパン一つしかない。昼と晩の食事も2種類しかない。韓さんは「ラーメンを買いたい」と要求したが許されなかった。極端な飢えで、韓さんは目が落ち窪み、空腹のあまり捨てられていた食べ物を拾って食べた。その後、断食抗議を行ったため、自由に食べることが許された。
 
 2005年、韓さんは残酷な迫害による深刻な病状が現れた。刑務所の病院の検査により糖尿病と診断された。2006年に肺結核の病状が現れ、刑務所伝染病部屋に移された。2008年11月、糖尿病合併症が起き、危篤に陥った。韓さんは石家荘市の病院に運ばれて緊急検査を受けた結果、胸の中に腹水がたまり、肺は壊死状態で、心拍数が上がり、右目は失明し、食べたものも消化できなくなっていた。刑務所側は責任と医療費の負担を恐れ、家族に病院に行くよう通知した。韓さんの妻と息子、姉夫婦などが順番に病院に行って看病した。韓さんに会ったみんなは非常に驚いた。180センチで90キロもあって健康だった韓さんは痩せ衰えていた。毎日4人の警官に監視され、家族以外は立ち入り禁止だった。韓さんは病院一階の緊急病室で、毎日輸血し、寝たきり状態で、命の危険に晒されている。
  
2011年01月29日


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