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黒竜江省:大興安嶺地区の法輪功修煉者が心神喪失になるまで迫害され死亡

(明慧日本)法輪功修煉者・李華さんは、チチハル労働教養所で心神喪失状態に陥るまで迫害を受けていた。釈放されて20日後、無実の罪を晴らせず亡くなった。享年58歳。


 黒竜江省に位置する大興安嶺(だいこうあんれい)地区の塔河県に在住する李さんは、法輪功の修煉を始めてからはすべての病気の症状がなくなった。それ以来ずっと法輪功の「真・善・忍」の教えに従って思いやりを持ち、他人の事を優先に考えるなど、周囲に認められる良い人に変わった。
 
 2005年7月14日、李さんは警察に陥れられ、家宅捜索や家財没収、不当拘留を受けた。21日、罪状もないままチチハル労働教養所へ移送された。
 
 2006年7月8日、家へ帰された李さんは記憶が喪失し、意識がもうろうとして会話さえできないほど精神的におかしくなっていた。また、所持品の腕時計と金の指輪も収容施設から返されることはなかった。同じ監禁エリアにいた目撃者によると、李さんは迫害により心神喪失に陥り、知覚を失い、自力で生活ができなくなったものの、ずっと監視されていたという。
 
 チチハル労働教養所の迫害を受けていた李さんは出所後、病院での検査により肺結核、小脳の萎縮、脳梗塞などの病気が診断された。結局、日に日に李さんは食べものが口を通らなくなり、やつれて見る影もなく骨と皮ばかりに痩せこけ、寝たきりの状態で2006年7月28日、無念の思いを抱いたままこの世を去った。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年03月02日

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