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師父は大きな鉄の錠を開けてくださった(三)


文/雲南省の大法弟子

(明慧日本) 夜、村民大会に参加してきたAさんは、私に教えてくれました。「公安局が来て、あなたの情報を提供した人に3000〜5000元(日本円4万〜7万円相当)を与えて表彰すると言いました。こんなお金をもらったらきっと罰が当たると村民はみんな言っています」 3日目の夜、Aさんは道路の安全を確認し、私はAさんの奥さんがくれた靴をはいて、2人の指示した道に向かって出発しました。大通りはパトカーと警官に塞がれていたため、私は山道や小道を歩きました。夜になり、暗くて歩いているうちに方向を迷ったりしましたが、心の中に師父がいらっしゃり、大法があるため、私は少しも怖くありませんでした。深さ2メートルの肥だめに落ちた時、私は誰かに支えられ、持ち上げられたような感じがして、とても簡単に地面に上がることができました。周囲を見ると、師父の法身が見えました。私は顔中涙にぬれながら、歩き続けました。
 
 夜明けになり、誰かに道を聞くことができたらいいなと思った瞬間、オートバイの音が聞こえてきました。運転手に道を聞き、その上、彼は所定の所まで送ってくれました。お金を払う時、彼はおつりを持っていませんでした。私は「おつりは結構です。あなたはただ『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と、これさえ覚えてくれればいいですよ」と言いました。その後、私は幹線道路に出て、順調に長距離バスに乗り、郷里を離れました。それ以降、私は流浪生活を送りながら、転々とした環境の中でずっと「三つのこと」を怠ったことはありません。
 
 正々堂々と未支給の年金を取り戻す
 
 このような流浪生活をすでに3年送りました。2008年のある日、学法してから、突然「私は正々堂々とした大法弟子であり、いつまでもこのように流浪するわけにはいかない」という一念が浮かんできて、「故郷に私の救済を待っている衆生もいるので、帰らなければならない」と決心しました。
 
 そこで、私は正々堂々と家に帰りました。帰った翌日、私は元の会社に行って、ここ数年間の年金の支払いを要求しました。会社の共産党書記は理由を探して責任を逃れようとしました。私が自分の権利を強く主張すると、「また明日来てください」と書記は言いました。私は「では、明日来た時、きちんと全額を渡してくださいね」と言うと、党書記は「必ずそうする、必ず」と続けて言いました。翌日、党書記は自ら私を経理部に案内しました。このようにして、私は正々堂々と3年間の年金を取り戻しました。また、故郷に帰ってから、当局は一度も我が家に来たことはなく、私はやるべきことを自由にやっています。
 
 私が今日まで修煉の道を歩み続けることができたのは、すべて師父のご加護のおかげで、すべて師父が按排してくださったのです。私はただ師父と大法を固く信じて、「三つのこと」をしっかりやっていきたいと思います。
 
 (完)
 
 (明慧ネット「神が人間界にいる」応募原稿)
 
2011年03月03日

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