内モンゴル自治区:妻が不当拘禁され家族は自殺に追い込まれる
(明慧日本)内モンゴル自治区・シリンゴル盟に在住の張新国さんの妻は、法輪功を修煉しているという理由でこの数年来、タイブス(太僕寺)旗の610弁公室によって拘束され、病気の張さんを世話する人もおらず、張さんの息子は警官に脅迫され、死ぬ寸前まで追い詰められたという。
妻は法輪大法を修煉して誠実、善良になった
張さんの妻は小さい頃から体が弱く、多くの病気を患っていた。1998年に修煉を始めてからすべての病気が回復し、一度も再発したことがない。人々は法輪大法が彼女を救ったと分かっている。
張さんの妻は、常に「真善忍」の基準で自分を厳しく要求している。他人と争わず、いつも誠実、善良な心で人と接している。病気がちな両親の面倒を見ながら、年老いた舅と姑の世話もしている。近所の人達は彼女のことを最も親孝行な奥さんであると称えている。
610弁公室の嫌がらせで、家にいられなくなった
1999年7.20、中共(中国共産党)のタイブス旗610弁公室は、妻に法輪功の修煉をやめることを説得するよう張さんを脅迫した。しかし、修煉をやめれば妻が昔の病状に戻ってしまうと思い、張さんは妻に修煉をやめるように言えなかった。
その後、610弁公室、公安局、派出所、町内会などの人々は、張さんの家に無断で上がりこみ、なんら法的根拠もなく、家中を物色して、法輪功の書籍等を探した。私服警官は24時間待ち伏せをして、尾行、電話の盗聴、深夜に嫌がらせ電話、勤務先に嫌がらせに来るなどした。
迫害を避けるため、張さんは妻を連れて家を離れ、他地区に住んでいる息子の家に行った。
610弁公室の所長が息子を自殺に追い込む
タイブス旗610弁公室の所長・張建国は張さんらが転居するとの情報を得て、尾行を行い、現地政府に報告した。現地の610弁公室の職員は、張さんの息子の職場に行き、圧力を加え、母親に修煉を放棄させるよう息子を度々脅迫した。度重なる圧力に耐え切れず、張さんの息子は張建国と現地警官の前で毒薬を飲み、危篤に陥った。
張さんはショックを受けて、心臓病の発作を起こして病院に運ばれた。それでも、公安局の王瑞軍は恐喝電話を度々張さんにかけた。このような嫌がらせによって、張さんは何度も北京の病院に入院し、毎回10数万元の治療費を負担させられた。
610弁公室が嫌がらせ、息子は理性的に真相を伝える
中国共産党の会議期間中、タイブス旗610弁公室、公安局は再び息子さんの勤務先に行って嫌がらせをした。
前回の教訓があるため、張さんの息子はとても冷静で、法輪功の真相をはっきりと説明した。「全世界の人々が法輪功を愛好し、台湾、香港などでは自由に修煉ができるが、世界で中共だけが法輪功を禁じている。これはこの国の憲法にも違反しており、私の母が修煉することは間違っていない。それでも迫害を行うなら、その後の責任はすべて自分で負わなくてはならない」
現在、張さんは病気の体で無理して出勤している。食事を作り、薬を煎じ、世話をしてくれる優しい妻はいまだ拘束されている。
2011年03月20日
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