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『転法輪』を読んで甲状腺癌が完治


文/雲南省の法輪功修煉者

(明慧日本)私は雲南省の法輪功修煉者です。1997年に法輪功の修煉を始めました。私が修煉を始めたきっかけは並大抵のことではありませんでした。師父が私の命を救ってくださいました。法輪功のおかげで今の私があります。
 
 修煉を始めるまでの人生
 
 1997年、私の首に突然、指ほどの大きさの悪性腫瘍ができたのです。すぐに手術を行い、これが右甲状腺乳頭状癌で、悪性だと分かりました。家族はこれを知ってから毎日涙に暮れ、また子供も幼く、私はまだ27歳で、夫もとても心を痛めていました。長い間入院しましたが、ようやく医者がずっと抗がん治療を施しているのを知りました。父と舅は同じ会社で、それも肺がんで亡くなったので、癌を思い出すだけで怖かったのです。さらに、とても貧しかったので、夫に負担をかけたくないと思い、幾度も自殺を考えましたが、優しい夫にいつも救われてきました。子供も小さく、母も年老いて、あなたがいなくてはならないと言われ、夫と頭を抱えて涙があふれるばかりでした。それで、私は子供と夫のために日々苦痛な抗がん治療に耐えてきました。
 
 時間が経つにつれて症状は悪化していき、家には私と子供しかおらず、生活のために夫も働きに行かなくてはならなかったのです。抗がん治療している間、子供を私立幼稚園に送り、その当時は毎日おう吐を繰り返し、点滴で生きていたのです。子供は午後に家に帰るとインスタントラーメンを食べていましたが、私は何も食べられなかったのです。ついには6歳の子供に手を引っ張ってもらわないと歩けなくなり、髪も抜け落ち、体重も40キロしかありませんでした。
 
 夫はよく休暇をとって看てくれていたので、給料も少なく、子供の学費もなくなってしまいました。小学校の先生が事情を知り、一言も文句を言わずに病院に来て、私に法輪功の話を聞かせてくれ、修煉を勧めたのです。当時は気分も良くなかったので、受け入れないばかりか酷いことを言ってしまいました。

修煉を始めたきっかけ
 
 死んだ方がましなほど苦痛な状態で、私は修煉を始めました。思い返すと、とても容易なことではなかったのです。学校の先生は私に大法を勧め、私は3度目でやっと受け入れたのです。先生に感謝しなければなりません。2度目のとき先生は私にたくさん語ってくれましたが、聞き入れず、またひどいことを言いました。3度目に来てくれた時は、私はさらに症状が悪化していて、癌細胞が転移していて、もう治す薬もありませんでした。先生は私に一冊の『転法輪』を渡し、見てみれば分かると言いました。そして、注射を受けて家で吐き終えると、考えてみました。どうして法輪功修煉者はこんなにも忍耐強いのだろうか、こんなにも心優しいのだろうか、と。自分でも頑なになり過ぎたと思い、やっぱり読んでみてからにしようと思いました。
 
 その時やっと本を開き、師父がほほ笑んでいるのを見て、なぜか一瞬にして涙があふれてきました。あらゆる悔しさと痛みがいっきに湧き出して、止めることができなかったのです。どれだけ時が経ったのか忘れるくらい泣いた後、心が軽くなったように感じられました。一瞬、まるでどんな苦しみもなくなったかのように感じられたのです。私は抗がん治療とよく泣いていたことにより、視力が落ちていました。何を見てもよく見えなかったのです。そのことを忘れ、本を手に取ると、泣きながら読んでいました。時間が足りなくなるのを恐れ、一字一字を心に入れるつもりで読みました。
 
 しかし、最後まで読み終えると、覚えていなかったのです。読んでいる時ははっきりしていましたが、読み終えるとよく覚えられませんでした。それでまた読み、読み終えるとまた何かが足りないと思い、子供に先生を探すように頼みました。師父の説法ビデオを見て、ほかにも何冊か借りました。家に帰ると覚えられないのを恐れて、病院に行く時間もなかったのです。ずっと家で本を写していました。こうしてしばらく経って、抗がん治療もしていなかった体が良くなったように感じられ、特に本を写している時はどんな苦痛も忘れられました。心にはただ、もう長く生きられないから早く写して早く読もう、こんなにいい本を読めたら死んでもいいと思っていたのです。
 
 こうして、私は法輪功の大円満法(煉功の5セット動作)を習い、初めは座りながらやり、最後まで続けられました。帰宅すると、早くできるようになりたくて家で煉功し、こうして半年が過ぎました。体は白く、肉づきも良くなって、とても元気になりました。会社の人は私に病院で再検査を受けるように勧め、様々な検査を受けました。結果はどれも良く、癌細胞はなくなりました。検査をした人は大変不思議だと言い、どんな薬で治したのかと聞かれましたので、法輪功をして、半年薬を飲むのも忘れたと答えました。今は病気もなくなり、すべて法輪功のおかげです。以来、家には泣く人がいなくなり、日々喜びでいっぱいで、とても幸せです。
 
 私はとても幸運で、光栄であると感じています。そして、あらゆる有利な条件をもって急いで真相を伝えなければならないと思います。
 
2011年03月24日

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