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南アフリカ共和国:「人権デー」に法輪功修煉者が迫害停止を訴える(写真)

(明慧日本)南アフリカで起きた、シャープビル虐殺事件から50年目にあたる2011年3月21日は、南アフリカ共和国の「国際人種差別撤廃デー」である。この日、地元の多くの人権団体がさまざまな記念活動を行った。南アフリカの法輪功修煉者は中国領事館前で集団煉功し、中共(中国共産党)の十数年間にも及ぶ、法輪功に対する残酷な人権侵害に抗議し、直ちに迫害を停止するように呼びかけた。

領事館前で、中共の虐殺に抗議する南アフリカの法輪功修煉者

 1960年3月21日、南アフリカ共和国ヨハネスブルク近郊のシャープビルで、平和集会を行う非武装の黒人5000人に対して警官が発砲し、67人のデモ参加者が死亡した。1992年3月、南アフリカのマンデラ大統領は国連の承認を得て3月21日を「人権デー」に指定し、国民の休日とした。この特別な日に、法輪功修煉者たちは中国で発生している人権侵害に関心を寄せ、一日も早く迫害を阻止するよう人々に呼びかけた。
 
 法輪功は法輪大法とも呼ばれ、李洪志先生が1992年5月に佛家修煉大法として伝えられた。法輪大法は「真・善・忍」に従って身体と心をともに鍛え、修煉者を高い次元へ導き、日常生活において社会の安定や人々の道徳を向上させる効果がある。1999年7.20以降、中共は法輪功への迫害を始めた。それ以来、全世界で法輪功修煉者による迫害の阻止と真相を伝える活動が始まった。
 
 暴力と虚言で民衆を統治する中共は「真・善・忍」の基本理念を信奉する1億人以上の民衆を容認できず、1999年7.20以降、法輪功への弾圧を全面的に開始した。現在までに、迫害を受けて亡くなった法輪功修煉者は名前や身元を確認できただけで3400人以上であり、この蛮行は今もなお続いている。例えば、黒竜江省ジャムス(佳木斯)刑務所では、法輪功修煉者に対し「真、善、忍」の信条を強制的に放棄させるため、2011年2月に「厳管隊」が組織され、2月21日から法輪功修煉者に暴力を用いて転向を強制している。2月21日からわずか6日後の2月26日に、秦月明さん(47)は迫害を受け死亡した。また12日後の3月5日に、于雲剛さん(48)も突然死亡した。3月8日深夜、劉伝江さんも迫害を受け死亡した。
 
 このような中共の迫害に対して、全世界の法輪功修煉者は10数年も続けて様々な方式を用いて平和的に真相を伝え、迫害制止を呼びかけている。南アフリカの法輪功修煉者も南アフリカの「人権デー」に真相を伝え、一日も早くこの非人道的な虐殺を制止するよう呼びかけた。
 
2011年03月27日


(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/3/23/123989.html
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