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広東省:中山市の法輪功修煉者が多数連行され不当判決

(明慧日本)広東省中山市に在住する鄭淑瓊さん(70)は広東省女子刑務所で迫害され、命の危険があると見なされ、家族が連れ帰ることができた。もう一人の楊錦妍さん(57)は、施設構内の病院で緊急治療を受けているという。上記の2人はいずれも法輪功を学んでいるとして、収容されていた間、ひどい拷問などで人権を蹂躙されていた。
 
 これまで2度も労働教養処分を受けた鄭さんは2009年7月中旬、再び懲役4年の不当判決を宣告された後、2010年11月、広東省女子刑務所へ収容された。そこで、断食で迫害に抗議したため、「飛行機に乗る」形に吊り上げられる拷問や、体内にチューブを突き挿す灌食で苦しめられ、重体になるまでさんざん苦しめられた。結局、鄭さんが死にそうになったため、施設側は責任追及を恐れて一時出所による治療を許可した。しかし、鄭さんを引き取った家族は、家族も本人も、他の修煉者と接触することは許さないと脅された。
 
狂暴な灌食による拷問の実演

 楊さんは2009年7月中旬以前にも、数回にわたって強制連行され、繰り返し3カ所の労働教養所と留置場で拘禁され、合計約2年5カ月の獄中生活を強いられてきた。その後も、3年6カ月の不当判決で広東省女子刑務所などの施設で数々の拷問を受け苦しんだ。そのことが原因で胆結石や高血圧、聴力障害が発病し、施設構内の病院へ運ばれた。
 
 広東省中山市政府は、国家安全保衛大隊や610弁公室、公安局に指示し、2009年7月15日から、地元の修煉者を逮捕し、家宅捜索するよう数十人の警官を動員した。さらに、この行動で拘束された修煉者は全員が起訴された。これにより、鄭淑瓊さんに4年、楊錦妍さんに3年6カ月、何佩珍さんに3年3カ月、黄秀雲さんに4年、袁亜蓮さんに2年、黄連徳さんに3年の不当判決が下された。
 
2011年04月13日

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