■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/04/15/mh163015.html 



上海市:迫害された法輪功修煉者の家族が一家離散

(明慧日本)上海市宝山区の居民委員会(共産党の最下部組織)は2011年3月4日、国保(国家安全保衛)大隊と結託して、法輪功修煉者・張秀芳さんを強制連行した。それ以前に、秀芳さんの夫・応誌明さんと息子・業奇さんは提籃橋刑務所へ連行されており、未だに拘禁されている。
 
 秀芳さん一家は、全員が法輪功を学ぶ修煉者である。誌明さんは修煉を始めた後、治療をせずに心臓病が全快した。業奇さんも持病の胆嚢梗塞の障害がなくなった。「真・善・忍」の法理にしたがって自己を律していたこの一家は、誰もが羨ましいほどの幸せな家庭を築いていた。しかし、1999年7.20以降、中共(中国共産党)当局によりこの家族に多くの災難が降りかかった。
 
 2002年、まだ大学生だった業奇さんは、地元の警官に嫌がらせをされ、苦しめられた。さらに、学校側は当局の指示を受けて、法輪功の修煉を放棄するよう業奇さんに圧力をかけていた。
 
 2003年7月、業さんは上海市青浦洗脳班で2カ月間監禁され、肉体面、精神面ともにひどく蹂躙された。
 
 2007年9月27日、業さんは家のドアを開けたところ、そこでずっと見張っていた警官に押さえつけられ、再び青浦洗脳班まで強制連行された。施設で、修煉の意志を破壊するよう99日間にわたって拷問や脅威による迫害を加えられた。その間、誌明さん夫婦は関連部門へ行き、息子の釈放を求めたが、いずれも正当な理由もなく監禁を強いられた。
 
 2009年4月25日、誌明さん夫婦は息子とともに、警官に連行された。それ以降、誌明さんの80歳すぎの父親は、息子一家が迫害されていることにショックを受けて、悲しみの中で、会うことのできない息子の名前をつぶやきながら、無念の思いを抱いたままこの世を去った。
 
 また、収容施設で不屈な精神を貫き、断食を続けていた誌明さんに敵視を持っていた受刑者は、修煉者の強い意志を見て誌明さんの人格に感銘を受け、法輪功の素晴らしさに驚いた。結局、施設側は、危篤に陥った誌明さんが病院へ運ばれたため、その迫害を隠蔽するための偽装工作で外界を騙そうとした。
 
 宝山区裁判所は、誌明さんが退院したのち、2回にわたって秘密裏に裁判を開き、秀芳さんに懲役3年と執行猶予3年、誌明さんに4年、業奇さんに3年の不当判決を宣告した。さらに、秀芳さんに上訴されことを懸念した国保大隊は、秀さんを上海市法制学校に監禁し、悪質な洗脳を行った。
 
 上記の迫害状況は氷山の一角であり、未だに中共の弾圧政策のもとで、多くの法輪功修煉者の家庭への迫害はまだ続いている。
 
2011年04月15日


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