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遼寧省:法輪功修煉者が受けた各種の拷問(一)(写真)

(明慧日本)遼寧省撫順市清原県に在住の王南方さんは、法輪功を学んでいるという理由で、残酷な迫害に遭い、悲惨で見ていられないほど全身傷だらけになった。以下は王さんが迫害された時の状況である。
 
 一、警官に様々な拷問で苦しめられた
 
 2008年6月28日夜10時半、清原鎮派出所の警官・侯紹偉、孫業明ら10数人が、玄関入口と窓を壊して、王さんと息子(16歳)を強制連行した。そして、家の書籍、コンピュータ、CD-ROM、MP3プレーヤーなどの私物及び5000元以上の現金を没収した。 
 
警官・侯紹偉

警官・孫業明 

 連行された後、王さんは警官に「これは違法行為である。悪には悪の報いがあり、自分の未来のために生きる道を残すべきだ」と言ったが、侯紹偉は「法輪功の宣伝をしないでくれ、私は一切信じない」と言い返した(その後、侯紹偉は2010年8月に38歳の若さで脳の病気により死亡した)。
 
 2008年6月29日午前、王さんは尋問中に警官・王東に滅多打ちされた。30分あまり殴られ蹴られ、王さんの腰部は負傷し、右足の感覚が麻痺し、肋骨が痛んで地面から立ち上がれなくなった。
 
警官・王東

  2008年7月9日午前8時過ぎ、王さんは朝食を与えられず、鉄椅子に縛り付けられ、他の修煉者の名前を自白するよう強制された。
 
拷問の実演:鉄椅子

 黒く覆い被されているため、王さんは相手が見えず、ただ若くがっちりした人だとしか分からないが、1本目のスタンガンで電気ショックを加えられそうになり、王さんが「法輪大法が素晴らしい、真善忍が素晴らしい」と叫んだ途端、電流が消えた。2本目のスタンガンが王さんの皮膚に触れた瞬間、王さんは「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と叫ぶと、スタンガンは地面に落ちた。
 
拷問の実演:スタンガンによる電気ショック

 そして、警官は6本のスタンガンを十分に充電して、毎回2本で同時に、王さんの胸、背中、両腕、脇、頚部、口腔、唇、太ももなどのあらゆる所を6本の電気がすべて終わるまで連続して電気ショックを加え、さらに充電して、また連続して電気ショックを加えた。充電する間、警官は酒を流し込み、たばこで火傷をさせ、肋骨をえぐるなどの拷問で王さんを苦しめた。
 
 警官らは、ドアと窓を閉め切り、声が漏れないようにしている。王さんの体は大部分が水ぶくれになり、皮膚が黒く焦げた。本当に悲惨で見ていられない状況である。スタンガンを充電する間、警官は王さんの鼻をつまみ、強烈な度数の酒を口の中へ流し込んだ。毎回肺の中でむせるので、王さんは胸の中で激しい痛み、激しい咳が止まらず、呼吸困難になってやっとやめた。最後に、王さんは「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と叫ぶと、酒の瓶は地面に落ちて割れた。
 
拷問の実演:酒を流し込む

 また警官らは、歯ブラシの柄で肋骨を一本一本えぐった。この苦痛はとても言葉で表現することはできないほどだ。
 
2011年04月20日

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