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上海市:会社部長に根拠もなく不当判決

(明慧日本)上海市長寧区に在住の法輪功修煉者・何冰剛さん(35)は2011年4月15日、長寧区国保(国家安全保衛)大隊に陥れられ、18日に罪の証拠もなく同区裁判所で不法裁判が行われた。
 
 2010年5月21日以降、繰り返し3度も法廷で審理が行われていた何さんは、監禁されていた間、拷問により身体に大きな損傷を負った。2011年3月中旬、何さんへの傷害事件の責任逃れのため、裁判所は不当に何さんに執行猶予を下し、家に帰した。
 
 その後、裁判所は4月7日、裁判を再開するために4月18日が開廷日になる通知書を送ったが、何さんの家族は断固としてそれを拒否した。しかし、15日、裁判長らは、保証人とされた何さんの家族に対し、通知書を認めるよう署名を強制した。
 
 何さんは2000年から、法輪功を学んでいるという理由で、中共(中国共産党)により労働教養処分や禁固刑などの迫害を受けてきた。2001年、上海市徐匯区裁判所に陥れられて不当判決を言い渡され、上海市提籃橋刑務所に6年間拘禁された。
 
 しかし、さらなる迫害として、長寧区分局の国保大隊主任、警官らは、卑劣な手段を用いて何さんを強制連行し、不当判決を企てた。
 
 2010年4月15日、国保大隊主任は、人を使って何さんの会社へ行かせ、何さんに中古のパソコンを売却させた。一方、王玨の指示を受けた私服警官は、何さんの会社のロビーで2時間ほど見張った後、全員が警察の制服に着替えて会社内部に立ち入り、上記のパソコンを犯罪証拠として没収した。
 
 警官は、このパソコンから何さんの会社に法輪功の関連書籍が置いてある場所を知り、その所持者を何さんと誣告したことで、現行犯として逮捕した。
 
 2011年1月、長寧区検察庁課長・朱麗群(女性)、高遜は事実を無視し、何さんへの起訴を同区裁判所で立案した。また、2人は何さんが法輪功の関連書籍を持っていたという理由で、重刑判決を下すよう裁判所に要求した。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年04月20日


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