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黒竜江省:「万家労働教養所大惨事」から生還した法輪功修煉者が再び迫害され死亡(二)(写真)

(明慧日本)
 
 二、海林留置場で拷問を受ける
 
 王芳さんは釈放後、引き続き真相を伝え始めた。しかしその後、王さんは再び身柄を拘束され、黒竜江省牡丹江市留置場に不当拘禁された。王さんは、留置場の副所長にスリッパでビンタを喰らわされるなどの迫害を受けた。
 
 2002年6月14日、王芳さんは牡丹江留置場から海林留置場に移送され、引き続き迫害を受けた。海林留置場で不当拘禁されている間、王さんは毎日法を学び煉功し続け、他の受刑者に真相を伝えていた。留置場の所長は、王さんが他の受刑者に法輪功の話をしたという理由で、王さんを殴打し、手錠をかけた。
 
 ある日、留置場の所長は、王さんが煉功していたところを見かけ、王さんに拷問を加えた。王さんは留置場の敷地内に立たされ、冷たい水を浴びせかけられた。しかし、王さんは拷問を受けながらも「法輪大法は素晴らしい!」と叫び続けた。すると所長は、硬質のプラスチック棒で王さんを殴り続けた。王さんは痛みのあまり立ち上がることができなかった。
 
 三、黒竜江省女子監獄で迫害を受け死亡
 
 2003年9月8日、王さんはハルビン女子監獄に投獄され、迫害を受け続けた。監獄の中では、法輪功修煉者に修煉を放棄させるため、洗脳のための映像が常に流され、法輪功を修煉しないという旨の証明書への押印を強いられる。
 
 2004年3月、所持していた法輪功の関連文章を監獄側に没収されたため、王芳さんと陳偉君さんは断食で迫害に抗議した。しかし、王さんたちは数日間連続で灌食の拷問を受け、肺がウイルスに感染した。2004年4月、王さんは毎日、手錠をかけられて縛られた。それ以来、王さんの体調は日増しに悪化した。その後、王さんは生命の危機に瀕したため釈放されたが、2カ月も経たず2004年9月24日午前3時に亡くなった。
 
2011年04月21日

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