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ある女子大学生の修煉物語:光輝く人生に向かって歩む(写真)

(明慧日本)「修煉」という言葉は、昔から「若者」とはあまり結びつかないようです。気功をしている人達も年配の人が多く、体の健康のためにしています。しかし、法輪功を修煉する人の中には、青年、壮年層の比率がかなり高く、各大学でも多くの学生が法輪功を修煉しています。彼らはどうして法輪功に魅了されたのでしょうか? 修煉の道をどうやって歩み始めたのでしょうか? また、法輪功は彼らにどのような変化を与えたのでしょうか? 筆者は台湾中部にある3大学を取材し、その中から1人の女子学生の修煉物語を聞きました。
 
笑顔が素敵な、江宛芸さん

 台湾中部には何校かの大学がありますが、ほとんどの大学に法輪功を修煉する教職員や学生がおり、煉功場や法輪功団体を設けている大学もあります。中興、東海、逢甲のこの3大学は最も有名な大学で、学生数も多く、法輪功修煉者が何人もいます。
 
 実は、若いからといって必ずしも健康とは限りません。江宛芸さん(17)のことで実証できます。青春まっただ中の江さんは、活気がなく、とても陰気に見えました。
 
 江さんは中学1年生の時、同級生のいたずらで、座ろうとした椅子を引っ張られて床に転び、尾骨と骨盤を損傷しました。それから悪夢が始まりました。もともと健康だった体がそのために悪化し、病気が絶えませんでした。尾骨の痛みは、まるで悪魔がくっついて、常に圧迫しているかのようです。どんな方法でも、その苦痛を緩和することはできませんでした。
 
 江さんは病気のため、やむを得ず名門校を諦めて、家から近い学校に通い始めましたが、日増しに苦しくなりました。「友達は下校後も塾や部活で活躍するのに、私はいつも急いで病院に行きました」 最後には毎日の登校すらできなくなりました。両親も先生方もとても心配し、江さんを連れて、大きい病院や漢方医、それに民間療法、神頼みや占い、ありとあらゆる所を訪れましたが、いっこうに良くなる気配が見えませんでした。「同級生達の関心の的は成績や進学なのに、私には議論する資格すらありませんでした。道を渡る力もない私に、名声や利益など考えられるでしょうか?」
 
 結局、高校3年生の時に江さんは休学することになりました。家で療養し、今までにない治療法を試み、また、宗教活動にまで参加し、心の支えを求めました。しかし、多額のお金と時間を費やしただけで、体に良いことは何一つとしてありません。もうすぐ1年が経過しようとしていましたが、江さんには焦りと絶望しかなく、手の施しようがありませんでした。
 
 ある日の夕食後、近所のおじさんが訪ねて来て、地域で開催される「法輪功の9日間の講習会」に参加するよう、江さんと家族を誘いました。江さんはどんな催しなのか分かりませんでしたが、ただ「体の健康」と「完全無料」と聞いて、おじさんが持ってきたチラシに非常に興味を持ち、真剣に読みました。
 
 両親が帰って来ると、江さんはチラシを渡しながら「参加したい」と嬉しそうに言いました。母親はチラシを見て「『法輪功』、これは中国国内で禁止されているのではないか?」と疑問に感じましたが、父親は「共産主義国家はいつも理屈に合わないことをやっているし、それに法輪功はとてもいいと聞いたことがある」と言って、江さんの参加を支持しました。
 
 江さんは妹と一緒に講習会に参加しました。法輪功の創始者・李洪志先生の講義を初めて聞いた時、江さんはすぐに「なんと素晴らしいのでしょう! 私は修煉します!」と言いました。江さんは当時、李先生がおっしゃった法理はまだはっきり理解できませんでしたが、この功法は絶対に素晴らしい功法であると思い、「私は信じます。今度こそ法輪功が私を救ってくれます!」と確信しました。
 
 その日、近所のおじさんは、江さんに一冊の『転法輪』をプレゼントしてくれました。翌日、江さんは期待を胸に秘め、読み始めました。ところが、第一講も読み終えないうちに、具合が悪くなり、しかもさらに酷くなりました。それはいまだかつてない苦しみでした。病気を患って何年も経ち、ある程度の苦痛には耐えられましたが、今回のような苦しみは今まで経験したことがありません。江さんはベッドの上で泣き叫びながら転げ回り、最後にはその力すらなくなりました。まるで自分が何度も死んだかのように感じました。この光景を目にした母親はとても驚き、すぐに江さんを病院へ連れて行き、診察を受けさせました。
 
 その日の激痛の後、長年にわたって苦しんだ病気が奇跡的にほとんど消えてしまいました。その後の数日間の講習会で、あの日の激痛の過程は、李先生が自分の身体を調整してくださり、病気を浄化してくださったのだと、江さんはやっとはっきり分かりました。その年の2004年、江さんは18歳になりました。
 
 現在、江さんは東海大学の法律と金融専攻の学生です。ある日、自分が病気だったことを長い間忘れていたことに急に気付き、驚きました。「現在、私は本当に健康で、頭の中に病気という概念すらありません」 江さんのこのような変化を、周りの親友や教師が最もはっきりと見ています。
 
 江さんが高校を休学する前に、フルートを長年教えたことがある長笛先生は、今の江さんの健康状態を見て「奇跡だ!」と言い、とても不思議がっていました。大学の同級生も「ますます若くなり、体も丈夫になったね」と言っています。高校時代には肌にぶつぶつが目立ち、肌の状態が悪かったのですが、今では、みんなに「肌がとてもきれい」と褒められます。さらに、あまり面識のない他の専攻の学生からも「あなたの肌はどうしてこんなにきれいなの! どのメーカーの化粧品を使っているの?」と聞かれると、江さんは笑って、「私は法輪功を修煉しています!」と答えています。江さんの父親は体の状態が良くない人を見ると、娘の例を出して法輪功を勧めます。
 
 江さんは、運命の安排に感謝しています! 法輪功の修煉の道を歩んでから、健康を得ただけでなく、真の生命の意味が分かるようになりました。「大法は私に圓容不破の価値観を授けてくださいました。その限りない知恵は、私がこの一生を極めても、1万分の1にも達することはできません!」 江さんは少女時代に病の苦しみを経験し、その苦痛の中から生命の出口を捜し出しました。「この至上最高の心の法は、私が遭うすべての関門を必ず無事に乗り越えさせてくれると固く信じています」
 
 江さんは生まれ変わったかのように健康になり、かつての暗黒の日々と別れ、光り輝く人生に向かっています。
 
2011年04月23日

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