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高校生の体験談:合格した大法弟子になろう

(明慧日本)小さい頃、私の体はとても弱く、常に両親と病院に行っていました。そのため医者は看護師に、「この子は常連客だから受付をしなくても大丈夫」と言うほどでした。1996年に母が法輪大法を修煉し始め、毎晩、母親は私の隣に座って、私に大法の本を読んでくれ、見守ってくれていましたが、私は修煉しませんでした。
 
 後に、中耳炎にかかり、激しい痛みで泣き出しました。隣で私をあやしている父親は突然、「大法小弟子なのに、こんなに泣いて」と言い出しました。そのときおかしいとは思いませんでしたが、妙なことに私は泣き止みました。それは1998年、私がまだ6歳のことでした。母親は私を病院から連れて帰った後、私は薬を飲むのをやめ、当日の夜に母と一緒に学法と煉功を始めました。
 
 何日か後に、私は母と一緒に煉功しているとき、自分と同じ顔の子供が煉功しているのが見えました。終わった後、母に「私と同じ顔の子供を見た?」と聞きました。「いいえ、どうかしたの?」と母が聞きました。「おかしいな、私とそっくりな子供が私と一緒に煉功しているのが見えたけど」と言うと、それは師父がおっしゃっていた副元神だよ、と母が教えてくれました。それからは毎朝、母と一緒に煉功に行きました。
 
 師父は『転法輪』の中でこうおっしゃいました。「あなたは前世の社会活動で誰かに借りがあったり、誰かをいじめたり、何か悪いことをしたりしているかもしれないため、当の相手があなたに返済を求めてくることになります」
 
 9歳のとき、母親が私を連れて他の同修と会っていたときのことでした。そのとき、母はその同修と修煉のことで切磋していて、私のことをそれほど注意深く見守っていませんでした。目の前には大きな下り坂があり、その坂の終わりにはたくさんのとがった石がありました。やんちゃな私はその坂に沿って走っていきましたが、なんとそのまま転がり落ちてしまいました。凄くとがっている石に頭が刺さりそうになったとき、突然何かの力が私の頭を上に向かせたのです。ビックリした母は慌てて走ってきて、その石と私の頭を交互に見つめ、「師父が助けてくださったのですよ!」と言いました。
 
 1999年7.20、天地を覆うような中共が作り出したデマが世間の人々を騙し始めました。私と母は文房具屋に行って赤い紙とセロハンテープを買い、自分たちで掛け軸を作り、町や住宅街を歩き回りました。私と母は学法を重視しなかったことが原因で、旧勢力に隙に付け入れられ、2001年8月中旬に母が連行されました。邪悪な警官たちは家に入り込み、略奪を始めました。まだ幼い私は自信満々に「母のどこが悪いの?」と警察に聞きました。中の一人の警察は、「君はまだ幼い、何も知らないね」とだけ言い、強引に母を連れ去りました。母親がいなくなって、私はまるで太陽を失ったかのようで、寂しい夜はいつも母を思い出しては泣いていました。そして、徐々に大法から離れて行ってしまいました。
 
 4カ月後に、母が帰ってきて私にこう聞きました。「私がいない間きちんと学法した?」私は首を振りました。「たとえ私があなたのそばにいてもいなくても、あなたは師父の小弟子です。決して修煉を疎かにしてはいけないよ」と母は私に言いました。この言葉を聞いて、私は泣き出しました。それからは毎日、母と一緒に学法と煉功をしていました。
 
 小学校6年のとき、母と一緒に同修の家に行って資料を取りに行くとき、再び警察に待ち伏せされて連行されました。母に会いたいために私は母が連行されていった場所に行きました。警察は私を部屋の中に連れて行き、私に師父を罵るよう言いましたが、私はなぜあなたたちは子供に礼儀正しくなければならないと言っているのに、なぜ私に悪口を言わせるの? などと言い返し、彼らが私にさせようとしていることに私はすべて協力しませんでした。師父の慈悲なるご加護のもとで、私は正々堂々と出てきました。出てきた後、何人かの警官がこう言っているのを聞きました。「法輪功を修煉する家の子供は皆、こんなにも正々堂々と話ができるんだ」
 
 中学に上がり、私は大法弟子として師父に要求された「三つのこと」をしなければならないことを肝に銘じていました。私は第三者として、同級生たちに中共の卑劣さや『九評』を伝えて、「脱退して幸せになる」ことを教え、クラスの大半の生徒たちが真相を知り、脱退しました。
 
 今は高校に上がり、機会があれば身の回りの友達に真相を伝え、友達のほとんどが中共の下部組織の共青団と少年団から脱退し、たくさんの同級生が誠心誠意に「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と言っています。しかし、公共バスの中で真相を伝えるとき、正しくない心理が働いてしまい、正念が強くないときもあります。あるときバスに乗っていて、私は前のほうに立っていました。どうしてかは分かりませんが、私が乗っているバスと前の自動車が衝突してしまい、私はそのまま放り出されてしまったのです。頭がちょうど前の窓にぶつかり、その窓は蜘蛛の巣のように破裂してしまいました。そのとき私の第一念は「私は大法弟子だ、大丈夫だ。法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」だったのです。そのまま立ち上がり、頭に触ったら、腫れてもいませんでした。
 
 これは本当に師父がおっしゃっていた、「物事の善し悪しは人間の一念によるものである(『転法輪』)です! 運転手と父は心配で、病院で検査を受けたほうがいいと言いましたが、検査の結果はすべて正常でした。身の回りの親族はとても心配してくれました。ガラスがあのようになっていたのに、当の本人が無事だなんて、あなたの頭は本当に鉄頭だねと言っていました。母はこの機会に、法輪大法の師父が私を助けたのだと親戚たちに言い、もっとたくさんの人たちに法輪大法の素晴らしさを知らせようとしました。このことが自分に起きたということは、やはり自分のどこかがしっかりできておらず、旧勢力に隙に付け入れられてしまったのだと私は分かっています。私は真相を伝える部分でまだ足りないということを見つけ、これからは人を救う機会を掴むべきだと分かりました。
 
 私にはまだ精進しなければならない部分や怠惰するところがたくさんあります。特に、トラブルに遭うと自分自身を見つめ返さないところです。母親とは常にネットのことで言い争ったりしています。師父の「更なる精進を」という経文を読み、法に合わないところを必ずなくし、師父が法を正される道のりにしっかりついて行くこと、そして師父が要求された「三つのこと」をしっかり成し遂げ、「真象を講じ 衆生を救う 悪を滅ぼし尽して 寰宇を掃く」(『洪吟二』)ようになるよう頑張りたいと思います。
 
 法に合わないところがありましたら、修正をお願いします。
 
2011年04月24日

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