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新疆:法輪功修煉者が罪もなく刑期延長

(明慧日本)新疆ウイグル自治区のバインゴリン・モンゴル自治州静県に在住する楊双二さん(女性)は2001年に法輪功を習い始め、「真・善・忍」の教えに従って自己を律してより良い人を目指していた。しかし、中共(中国共産党)の法輪功への弾圧政策のもとで2005年から相次いで3度も強制連行され、拷問などの迫害を受け苦しめられた。
 
 2009年6月19日、22団派出所の警官らは楊さんの家に強引に立ち入り、家宅捜索を強制したうえ、農二師留置場へ移送した。収容施設で楊さんは連続5日の断食で迫害に抗議したが、看守ら4人に歯ブラシで拷問である「トラの椅子」に縛られ、強引に口をこじ開けられて口内に深刻な傷跡が残った。
 
 続いて楊さんは五家渠兵団女子労働教養所へ送り込まれた。そこで、労働教養条文や洗脳教育を拒否したため、看守はそれを口実に、ほかの受刑者の睡眠をはく奪した。この卑劣な手段により、受刑者は楊さんに恨みを持ち始め、滅多打ちや罵り、侮辱を加えるよう利用された。また、楊さんは看守の命じた体罰で、1カ月にわたって深夜3時まで立たされた。
 
 2010年5月以降、楊さんは収容施設で裁判の手続きもなく2年の刑期が故意に延長された。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年05月02日

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