日本明慧
■印刷版   

山東省:法輪功修煉者の家族が、中共の迫害を告訴

(明慧日本)山東省済南(さいなん)市に在住の法輪功修煉者・劉玉晶さんは、2010年11月16日に強制連行され、2011年5月6日に不当な裁判が行われた。劉さんの夫・田鳳玉さんは5月25日、済南市中区裁判所へ行き、同市公安局市中区支局による妻への虚偽告訴を訴状で訴えた。
 
 以下は田さんの訴状内容の一部である。
 
 劉玉晶さんは、法輪功の修煉を始めてから「真・善・忍」の法理に従って良い人になることを目指し、自己を律していました。かつて劉さんは、病弱で多くの病気を患っていましたが、法輪功を修煉するにつれて持病が全快しました。それ以来、職場では仕事を上手くこなし、家庭では楽しく温かい円満な家庭生活を築き、思いやりを持って他人を優先して考えるなど、周囲の誰もが認める良い人になりました。
 
 しかし、劉さんは「社会治安妨害」と「法律執行妨害」の嫌疑により、済南市公安局市中区支局によって告訴されました。この劉玉晶さんへの誣告は、何の罪の証拠もなく、善良な農民を陥れようとするものです。同支局はかつて家宅捜索によって押収した所持品を、劉さんの犯罪証拠としていますが、実際は、これらの所持品は、人々に「真・善・忍」のすばらしさを伝えるための物です。
 
 中国の法律には「信仰伝播罪」はありません。また、香港、マカオの特別行政地域では、「信仰伝播の自由」が権利としてきちんと守られています。したがって、「法的規定外事項は罪にはならない」という法的根拠によれば、「信仰伝播」という行動は法律に触れていないことになります。
 
 よって、劉玉晶さんを釈放し、逮捕状を撤回すべきだと主張します。さらに、済南市公安局市中区支局に劉玉晶さんへの肉体的、精神的苦痛に対する損害賠償と訴訟費用を請求します。また、同支局に法輪功修煉者に迫害を加えないという「保証書」を書き、それを世に公開するよう要求します。 
 
2011年05月31日

■関連文章
銀行役員は裁判に訴えることもできず、不当監禁を受け続ける
寧夏銀川市:夫婦ともに不当判決を言い渡される
山東省煙台地区での迫害事例(写真)(一)
山東省:法輪功修煉者が断食で迫害に抗議
山東省:元教師は何度も連行され迫害を受ける(写真)
江西省: 法輪功修煉者3 名が秘密裁判を受け不当拘禁
山東省:警官らが修煉者の職場に押し入るも、百人近くの同僚に制止される
山東省:県副知事クラスの 役員が、迫害に抗議し二年半の断食
山東省:法輪功修煉者3名が強制連行され拷問
山東省:修煉者3 人 が洗脳班に