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吉林省:元教師が迫害に断食で抗議し、死亡(写真)

(明慧日本)吉林省農安県第四中学校の元教師・於長麗さん(女性)は農安県留置場での迫害に抗議するため、2ヶ月間ずっと断食によって不屈の精神を貫いていた。これによって、体が骨と皮だけの状態になるまで痩せこけ、肉体的、精神的にひどく弱り果てていた。2011年5月2日、長春市吉林大学第二病院で冤罪を晴らすことなく死亡した。享年44歳。 
 
 於さんは1999年5月に法輪功の修煉を始める前は、もともと病弱で多くの病気を患っていたが、「真・善・忍」の原則にしたがって修煉するにつれ、心身ともに恩恵を受けた。それ以降、職場では自己を厳しく律して仕事をこなし、法輪功の法理に基づき授業を行ったことで保護者や生徒から高い評価を受けていた。
 
 2000年2月、於さんは北京へ行き、法輪功の無実を訴えるために陳情したことで強制連行され、農安県留置場へ移送された。翌年夏、於さんは法輪功の潔白を訴える紙を壁に貼り付けたという理由で、また同場で監禁を強いられた。一ヶ月後、学校側は於さんに修煉を放棄するための保証書を書かせようとしたが、それを断固として拒否していた於さんを解雇した。
 
 2010年5月31日、於さんは同じく修煉者・張丹鳳さんとともに、寺の前で不審者に長春市第三留置場まで強制連行された。
 
 2011年3月5日、於さんは膿安県留置場へ移送された。それから、断食での抗議行動を長期間にわたって続けていた。4月末、於さんは腎臓衰弱などの病気で入院したが、手足に枷をかけられたまま治療を受けた。
 
 2011年5月2日、於さんは長春市吉林大学第二病院で緊急治療を受けていたが、治療のかいもなく息をひきとった。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 
 
於長麗さん
拷問実演:手足に枷をかけられる

2011年06月03日

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